激シブ、春のタチウオ
3月3日に母が亡くなりました。前日まで元気にしていたのに寝ている間に逝ってしまいました。最期まで介護など周りに面倒を掛けることもなく、母らしい死に方でした。11日に滞りなく葬儀を行い無事に見送る事が出来ました。
本来なら今は四十九日前で喪中なので殺生はしないと聞いたことがありますが、昨日釣りに行って来ました。
同行は甥っ子(つまり母の孫)のホッシー。彼の希望で釣り物はタチウオにしました。
朝6時前に新安浦港の長谷川丸さんに着くとまだ誰も席を取ってないがら空きでした。
出船間近になっても釣り客は集まらず右舷に自分とホッシー、左舷オオドモに1人、舳先にルアーマン1人の4名だけで7時15分に出船。
三連休だというのに人が集まらないということは厳しい釣りになりそうです。
少し船は走ってポイントは走水沖。
他のタチウオ船が集まってますが船団もまばらな印象。群れが固まってないのかも。
さて、釣り開始。
60号の天秤仕掛けにサバの短冊を付けて投入。
70mの水深。底から20mまでリールハンドルを半回転しながら小刻みに誘い上げてみます。
指示棚は底から10mですが、それより高い棚で喰ってくるパターンはよくあることなので高めまで狙います。
ですが、期待のアタリは全くありません。
1時間が経過。釣り方が合っているか不安になります。ゆっくりとした誘い、さらに小刻みな誘いと工夫してみますがダメ。
やはり手慣れたリール半回転の誘いで続けてみた8時40分。
この日最初のアタリ。喰い込むまで誘いを続けてたらフッキングしました。
電動リールスイッチオン。それなりの引き手応えで上がってきましたが。
細い、、。
まあ、取り敢えず型は見たのでホッと一息。
その後、また釣れない時間が流れる。
船は走水沖から観音崎沖へ。
次のアタリはなかなか魚が乗らない。
アタリがあった棚で焦らすように竿を揺らしてるとやっとハッキング。
2本目。ちょっとましな型。
10時50分。
3本目。
ポツポツ拾えるようになってきた。
11時58分、
4本目。このお昼頃にようやくアタリが続き出した。アタリ棚も絞れてきたので70-60mをネチネチと攻めてみる。
12時2分。
5本目。これで数的には目標達成。
12時17分。
6本目。
これが最後の魚になりました。
13時。沖あがり。
結果、6本。3本指サイズ。
ホッシーも6本。船中4-6本。
船長によると二日前ころから群れが入れ替わって魚が細くなって喰いも悪くなった、とか。
それでも型は物足りないもののテクニカルなタチウオとの駆け引きは楽しめたのでヨシとします。
帰港後、ソッコーで帰路へ。
そうそう。新安浦港は店前までクルマの進入が不可になったので、駐車場から船着場までクーラーボックスとタックルボックスを運ぶコロコロキャリーが必須アイテムです。
ご参考までに。
釣り途中、オニギリ3個しか食べてなかったのでお腹が空いて第三京浜の都築PAに立ち寄りました。
とろろ昆布うどんが空腹の胃に沁みる。
こうして遅いお昼とスーパーで買い物を済ませて16時に帰宅。
この日は、姉二人とその家族が母のお骨のご焼香にくるので、帰宅後休むままなく道具片付け→タチウオ料理と踏ん張りました。
細いタチウオを無理やり刺身に。
炙った刺身と、
炙ってない刺身、2パターン。
細いタチウオは大名卸しにして梅肉と青紫蘇で巻き天ぷらにするとよいですね。
料理は姉家族に好評。
自分も少し食べましたが、天ぷらは美味かったものの細いタチウオの刺身は少し味気なかったですね。脂の乗った太いタチウオをご馳走したかった。
こうしてお彼岸三連休の中日が終わりました。
相模湾のアオリイカもポツポツ釣れ出しましたね。次回は春のアオリイカを狙う予定です。
今回もツイッターでの応援、たくさんのイイネをありがとうございました。