魔法の餌木に救われる(Part2)
今から4日前の水曜日のこと。
週末の春分の日には鯵釣りでも行こうかと天気予報を眺めてた。
すると土曜日の江ノ島沖の予報は凪の小雨。
これは鯵よりアオリイカではないかあ、と思い立ち腰越漁港の蒼信丸へ電話を入れました。
蒼信丸の予約システムは出船日の10日前からの受付なので、もう胴の間くらいしか空いてないかと思ってたらなんと左舷のオオドモが取れました。
これは昨年秋の爆釣の再現?
ワクワクしながら週末を待ち、昨日の春分の日に行ってきました。
この数日の間で予報が変わり、釣り当日は雨は降っておらず曇り。
でも曇天なら、と期待してました。
集まった釣り客は左右に7名ずつの14名。
貸し竿、貸しライフジャケットの初心者らしきグループがちらほら。
自分は左舷オオドモに入りました。
右隣のお兄さんが人懐っこい方でいろいろと話しかけてくるので出船まで退屈しないですみました。
準備万端で6時15分出船。
船は腰越漁港を出ると東へ向かい最初のポイントは葉山沖の15mダチ。
潮色が少し濁ってるので餌木は定番のマーブルサクラダイからスタートしました。
30分経過。
船中沈黙。そして左舷ミヨシ側の方が最初の一杯を取り込む。自分のマーブルサクラダイには無反応。
では、マーブルオレンジに変更。この餌木でまた30分。
その頃に右舷で歓声が。
どうも右舷オオドモにいた初挑戦貸し竿の女の子が大型アオリイカを取った様子。
右舷が活気ずくけど左舷は沈黙。
ピンクでダメ、オレンジでダメ。8時を過ぎてノーヒット。
それでは今日は早めに魔法の餌木を投入するかと。
使えば必ず釣れるという黄金の餌木投入。
これに替えて8秒に一回のシャクリを入れていると。
ショートロッドの竿先にティップランの様なアタリが出た!すかさず合わせるとイカの乗り!
キター!
心地よいアオリイカの引き。
慎重に巻き上げて、
やったー、型見たー。
やっぱり魔法の餌木だった。
アオリイカ釣りはボウスリスクが高いので一つでも取れれば気分がすーと軽くなる。
まさに救われた気分。
型は小さいけど今日アオリイカ釣りに来てよかった、と思わせてくれます。
その後、アオリイカの乗りは遠く。
10時頃、葉山沖から西へ移動。鎌倉沖30mダチへ。
その頃には薄日が刺してきた。
潮色も澄んできてベタ凪。
では、
プルー系の餌木にチェンジ。
すると間も無くシャクッたロッドにイカの乗りが!
キタ!と思って巻き上げでくると。
なんと大きなマルイカが。
タモ取りしてくれた中乗りさんはアカイカと言ってた。
どうも、大きなマルイカ=弁慶=アカイカ=ケンサキイカのようです。
このサイズのマルイカがマルイカ釣りで乗ってきたら面白いでしょうね。
今回はアオリイカ釣りなので少々ガッカリ感がありますが美味しそうなので嬉しい外道です。
写真を撮り、「大きなマルイカが釣れたー」とツイートしてプルーの餌木を再投入したらすぐにまた乗り!
びっくり!また弁慶マルイカが釣れました。
本命ではないけどイカの重量感を味わえたので楽しめてます。
右隣のお兄さんが羨ましそうにしてました。
その後は静かな船内。
昼頃にはさらに西に移動して江ノ島沖へ。
ベタ凪。
釣れる雰囲気ない。
それではと、黄金の魔法の餌木を再投入。
指示棚30mでシャクッてると、ガシッとロッドが止められた!
「すわ!大型アオリ?」と一瞬思ったけど残念根掛かり。
うわぁ、魔法の餌木をロストしちゃう。ラインを張ったり緩めたりして根掛かりを外そうと試みたけどなかなか外れず。諦めてラインを手に取って引っ張るとプツンとした手応え。
ああ、リーダーが切れた、と思って回収してみるとなんと餌木が残ってた。
よかったロストしなくて済んだ。
もうこうなると黄金の餌木は怖くて使えない。
二軍の餌木のローテーションにしましたがイカの追加なく。
13時半沖あがり。
結果、本命アオリイカ1杯+弁慶マルイカ2杯。
船中アオリイカが0-2で計9杯。2杯の方が3名とのことなので14名中6名しか本命を取れなかったみたい。
こうして曇天爆乗りを期待したアオリイカは渋い展開で終わってしまったけどなんとかひとつでも型見れたし美味しそうな外道もあったので満足してます。楽しめました。
14時帰港。すぐに帰路へ。
お彼岸渋滞で16時半帰宅。
帰宅後釣果を検量したら、アオリイカは420g、弁慶マルイカは450gと410gでした。
アオリイカは冷蔵庫に寝かせ、マルイカ1杯は冷凍庫へ。
マルイカ1杯を嫁に料理してもらいました。
お刺身と中華炒め。
マルイカは甘くて美味しいですね。
ビールと冷酒を堪能できました。
こうして春分の日の休日が過ぎました。
今回もツイッターでの爆釣祈願、応援、たくさんのイイネ!くれた方々、ありがとうございました。