早春のスルメイカ
みなさんこんにちは。
三月になって暖かい日と寒い日が繰り返す日々、いかがお過ごしでしょうか。
自分は昨日の土曜日にスルメイカ釣りに行ってきました。
早朝自宅を出るときは雨は降っていませんでしたが5時半ごろ長井漆山漁港のすえじ丸さんに着くと小雨がぱらついてました。
曇天はイカ日和だからでしょうか、釣り客は多く14名。自分の釣座は右舷胴の間でした。
このところはヤリイカよりもスルメイカが優勢のようなので仕掛けは自作した14センチブランコ6本。
6時50分出船。
その頃は雨があがりどんよりとした空。
船は長井から南下し城ヶ島を過ぎて洲崎沖へ。
現地はイカ釣りの船が集まってました。
沖は風強く波っ気もあって軽めのシケ。
釣りをするには問題ないですが。
さて、第一投。
水深は150mくらい。
何度か空振りを繰り返して流し替えがあったあと、オモリが着底して糸ふけを取ってシャクリを入れたらズン!とイカが乗りました。
慎重に巻き上げて最初の一杯。
期待通り型のよいスルメイカの顔が見れました。
その頃はアメは降ってなかったので早速イカは開いて干しました。
こうして幸先よくイカは釣れたのですが、イカの移動が早いのか流し替えが頻繁。
「上げてください」の合図で仕掛けを回収しようとすると明らかに自分の電動リールの巻き上げ速度が遅い。リールの性能なのかバッテリーの問題なのか。
だから、仕掛け投入、着底、誘い。ノリがなかったら巻き落とし一回。それでもダメなら船長の合図を待たずに仕掛けを回収することに。
そんな風に気を使いながら釣りをしていると仕掛け着底前にラインが緩んだ。
合わせるとずっしりとした手応え。
フォールで乗ってきたスルメイカのダブル。
その後は、
ヤリイカのダブル。
これは調子いいよ、と思ってたらイカ釣りは甘くないですね。
乗らない流しもあるし、イカが乗っても取り込みまでなかなか上がってこない。
オマツリでバレたり、巻き上げ途中で重みが抜けたり。
そんなこんなでポツポツと釣りをして11時ごろまでスルメイカ7枚。
曇天でイカの乾きは遅くおまけに昼頃には霧雨が降ってきた。
昼過ぎには電動リールのトラブル。
何故か電動巻き上げができなくなった。電源は入っているのに。
200m 120号オモリを手巻きで回収。
回収したら電動リールが正常動作。なんなんだろ。
そうしてだましだまし電動を使うことに。
なんだか疲れる釣りになってしまいました。
その後スルメの顔を三つ見て14時沖あがり。
結果、本命スルメイカはなんとかつ抜けて10杯。
ヤリイカ2杯で計12杯。
船中は8-24とのことなのでスソではなかったし竿頭の半分だからまあいいでしょう。
スルメイカのずっしりとした手応えも感じられたので釣りとしては楽しめました。
沖から港に帰る1時間ほど、ようやく薄日が刺してきて沖干しも少しはそれらしくなりました。
帰港後、すえじ丸さん特製の味玉と乾燥ワカメをもらい「この宿サービスいいよなぁ」と思ってたら干したイカを一枚ずつラップで包んでくれるサービスまであるんですね。
素晴らしいです。
15時半ごろ帰路へ。横須賀PAで遅い昼食を摂って横横→湾岸→C2のコースで帰ったら永福町事故渋滞で参りました。
帰宅できたのは18時半。
それから道具片付けてお風呂に入ってたらヤリイカが刺身になってました。
沖干しは3枚を塩辛に仕込んで3枚を冷凍保存。
この夜は一枚だけ焼いて食べました。
乾きの悪い沖干しですが充分に旨かったです。
旨い肴にお酒がすすみ疲れがどっと出て長い一日が終わりました。
巻き上げ速度の遅い電動リールのことは気になりますが、釣果もあったのでよい日になりました。
ツイッターで爆釣祈願していただいた方、応援してくれた方、ありがとうございました。