春のティップランアオリイカ | 毎日釣りのことばかり・・

春のティップランアオリイカ

みなさんこんにちは。
平年より一週間ほど早く満開を迎えた関東地方のソメイヨシノ。この週末は桜吹雪が舞うお花見の終盤でしたね。
そんな春爛漫の南房総へアオリイカ釣りに行ってきました。

船から狙うアオリイカ釣りは中オモリを使うシャクリ釣りと、少し重めの餌木を中オモリを介さずに使うティップラン釣法がありますが今回は後者。
船はティップランアオリでは名門の勝山港和田釣具店の第三五郎吉丸です。

アオリイカ釣りの季節としては数が狙える秋のシーズンと型が狙える春のシーズンがあって、当初は4月になってからの釣行予定でした。
ですが今年から勝山港のティップランアオリイカは産卵期を迎える春は4月から自主規制で禁漁とのことで、昨日の3月31日が今シーズンの最終日。

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そんな最終日に友達に予約を入れてもらって、ひでちゃんと現地で落ち合いました。
小舟の第三五郎吉丸には常連さんも含み満員の6名が集まり右舷に陣取ります。自分は胴の間へ。

いつもより遅い7時に出船。
釣り場は勝山港を出てすぐのところ。

実はティップランでのアオリイカは久しぶり。2年前の春にモンスターアオリを釣りましたが1年半前の秋にはボウズを喰らって少し足が遠のいてました。
ですから「今回の釣りがボウズだったらますますティップランから遠のくなぁ」と少しの緊張感をもっての参戦です。

さて、釣り開始。

最初のポイントは15m。
ブルー系のダートマックス30gを投入。
着底後糸ふけをとって4回ほどしゃくりを入れてステイ。
これまでなら竿先を止めたらそこでアタリを待ちますが少し前にテレビ神奈川の「フィッシング倶楽部」でやってた釣法を試してみました。
一度ステイしたらゆっくりと竿を立てていき餌木を引いてくる。
すると竿先、つまりティップがクッと入るアタリが!
すかさず合わせると一発で乗りました!
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慎重に寄せてきて釣れたのは小型ながらメスのアオリイカ。
今日は釣れるか?と心配してたのに最初の流しであっさりと船中第1号が自分の手に。

これで気分がとても楽になった。
この釣りは釣れない時間が続くと精神的に追い込まれていくので開始早々の一杯は本当に助かる。

気持ちに余裕ができた次の流し。
餌木をグリーン系のスクイッドシーカー35gにチェンジ。
投入、着底、しゃくり、あ、乗った!
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2杯めは着乗り。
こうあっさりと釣れてしまうと「今日は爆釣?」との期待が膨らむ。

でもその期待は全くの的外れなのがその後判明する。
釣れない時間が続いていく。

ポイントが変わって10mを切る超浅場。
ここでひでちゃんがようやくヒット!
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こんな浅場にデカイのがいるんですね。
素晴らしい!

「もうこれで今日はいいね」と敢えて釣らない会の会長のひでちゃんと会員の自分で会話してました(笑)

その後、釣るのを本当にやめたわけではないんですが全く釣れず。
船中の名人さんも含めて苦戦してます。
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海は凪で気持ちはいいんですけどね。


お昼を過ぎ13時半。
「これであがりにするよう」と船長。
その最後の流しで、ひでちゃんが久しぶりのヒット!
右隣の人にもヒット!

このヒットに船長も気を良くしたのか「もう一回流すよ〜」と残業確定。
その後、ミヨシの名人さんが一つ追加して14時に沖あがり。

結局、自分は朝のうちの2杯で終了!
ひでちゃんも2杯。
名人さんでさえ3杯ですから今日は型見れただけでよかったのかも。

帰港後、なぜ釣れなかったか名人さんに聞いたら「満月の日は釣れない」んだって。
覚えておきましょう。

ちなみに今日のアオリイカで通算105杯め。
今シーズンはこれで終了、次回は秋シーズン。また頑張ります!