痛恨のブタのシッポ
東京湾、大貫沖。10時45分。
弁天屋午前マゴチの沖上がりを迎えた。
今日は雨が降っていたものの、雨脚は弱く、風もなく、海はナギ。
予報が悪かったせいもあって、午前のマゴチ船は自分を含め2名だけだった。
2週間前のリベンジ釣行。
一尾でいいからマゴチを釣りたい。
たしかにマゴチのアタリは一度だけあったが、うまく掛けられず。
リベンジ釣行は返り討ちにあってしまった。
イカやフグのエサ取りが多く、おかずになるスミイカはGETできたのは良かったが、高級エサのサイマキを14尾も消耗してしまった。。
大貫沖から金沢八景へ帰る船のキャビンで、
「午後船?」と思った。
聞けば通しだと午後は3,500円で乗れるらしい。
リベンジのリベンジを二週間後に持って行くより、午後にまた乗ったほうが経済的?だ。
というわけで、午後のマゴチ船にも乗ることに決定。
一旦、金沢八景に戻る。11時20分ごろ。
午後船の出船時間は12時半なので、昼食を済まして手持ち無沙汰に過ごした。
時間があるから、仕掛けでも作ろう。
マゴチ針にフロロ5号を結ぶ。外掛け結びで。
針に糸を結ぶ、なんて何度もやってる。
間違いはないはず・・・・だが。
さて午後船。
13時過ぎにまた大貫沖に来て、釣り再開。
午後船も4名の大名釣り。
雨はやまずに降ってるものの、そんなに悪い状況でもない。
マゴチの機嫌もそう悪くもなくて、午後2匹目のサイマキエサの時に明確なアタリ!
でも食い込まない・・・まって、まって、食い込まず、合わせそこなう。がっかり。
見かねた船長、「アタリがあったら、そーっとロッドを上げてみて、、」とアドバイス。
3尾目のサイマキ。
ここでもアタリ。
けど、、食い込みがない。
「船長!!!、あたってるけど、いつ合わせればいいの??」
アタリが続く自分のロッドを船長が見つつ、「そこ!!!あわせて!!!」
とのアドバイスも。。。。スカ!!!!
うーん、難しい。
こんなに難しかったっけ?
思えば、去年、初めてマゴチに挑戦したときは、最初のアタリで見事GET出来たのに・・。
タナは底から1m。
気を取り直して、攻めて見る。
攻めて見る、といってもこの釣りは静かな釣り。
体力もあんまり使わない。
サイマキエサが元気に泳いくれて、そのタナがあっていれば・・・・・。
その時、、、、、いきなり
ググーン!とアタリ!!!
今度は、思わせぶりなアタリではなくいきなり食った!!
確かな重み。
これはマゴチ!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
船長もタモもって近づいてきた。
さて、あと5m。
スカ!!!!
バレた???????
ああ、いなくなった!!!!
いやバレたんじゃない。
ハリスの先が、「ブタのシッポ・・・・・・・・・・・・・」
船長、呆れる。「自分で結んだの?」
「はい、さっき・・・」
ショック大きい。
「なぜ、さっき仕掛けを作ったのか?」
「事前に作ってた仕掛けもあったのに・・・」
「いや、オレが結んだ針は、あやしい・・」
「市販仕掛けにするか・・?」
頭の中、ぐるぐる。
その後、アタリもなくなった。
もう一回、いいます。
ショック、大きい。
16時15分。
今日、二回目の沖上がり。
なんてこったい・・・・・
港に戻る。
今日のヘタレなオレの釣りをずっと見ていた船長が、
「さっきのはおしかったね?」
応えて
「いや、ダメダメです。自分のせいだから・・・」
船長、
「常連さんが2尾上げたから、一尾、持ってく?」
「いや、いりません・・・・・」
凹むーーーーー。
「ブタのシッポ」の思い出。
ずいぶん昔。
鹿島沖でのヒラメ釣り。
あの時も最後のアタリに乗ったヒラメが、孫針抜けちゃってボウズ食らった。
ハリスと針の結び。
基本に帰らないと、自作で仕掛け作れない・・・。
次回は、癒し系の釣りにします。
ちょっと心を慰めたい。