墓参り そして 温泉
2010年1月28日 午前
母を誘って父の墓参りに出掛けた。
父は1999年4月に大腸と肝臓の癌で亡くなっている。
父の場合、癌が見つかったときはすでに末期。
手術すら出来ず、入院後一ヶ月も経たずに死んでしまった。
あのころ、、
父の病室へ職場から何度も通ったものだ。
でも病室で何を話したのか、父が何を思っていたのか思い出せずにいる。
悔しかったのか、切なかったのか、、もう達観していたのか、、
今回の自分のことで、父は病室で何を考え、何を伝えたかったのかを考えた。
答えはもちろん見つからなかった。
墓前で。
「オレは治って帰ってきたよ」
と呼びかけた。
生き残れたのは父のおかげかもしれない。。
墓参りに出掛けたのは、こうして父のことを思い出したこともあるが、母とゆっくり話をする時間をとりたかったのもある。
おかげでゆっくり話をすることが出来た。久しぶりだった。
母へも心労を掛けた。「親不孝だな」と思った。申し訳ない。
いまのうちに、親孝行をしなければ・・。
墓参のあと。
近くにある日帰り温泉に立ち寄った。
「湯楽の里 所沢温泉」
もう入浴許可は出ている。
退院時に温泉も入って良いと聞いている。
入院期間中はシャワーしか浴びてなかったので・・
待望の温泉。。露天風呂。。
気持ちいい・・・・
身体の緊張が緩んでいくような感覚がした。
生きてるよ。。。
墓参りと温泉。
退院後のリハビリとしてはちょうど良かったよ。
回復度85%。