山田太一著「沿線地図」 | 毎日釣りのことばかり・・

山田太一著「沿線地図」

読み始めてしばらくして・・気が付いた・・
「これ、前に読んだことがある・・」

山田太一の「沿線地図」。

こんなに、秀作なのに読んでたことを忘れていてまた買っちゃうとは・・。
これは初めての経験。
記憶力が甘くなっているのか、過去に何を読んだかも覚えられなくなっちゃったんだね。

で、読むのが2度目になった本作品。面白いです☆
山田太一だからドラマをせりふで構成するのがバツグンにうまい。

高校を中退して一緒に家出をする男女。
それぞれの親の心配と親自身の人生。

考えられない過ちとそれを乗り越える不思議な連携。

生きるとは、家族とは、自分とは、を考えさせられる作品でした。