【異邦人】アルベール・カミュ | 毎日釣りのことばかり・・

【異邦人】アルベール・カミュ

ソルジェニーツィンは、読了できなかったボクだが、中3のころ読みふけったのがカミュだ。
中でも異邦人。
異邦人改版

サルトルの「実存主義」・・「我思うところに我あり」に触発されて、自分が五感で感じるもの、自分の五感は自分のものでしかないこと、、、
自分の今の後ろでは何が起こってるかわからない、(なにが起こっていてもおかしくない)ことを思春期のそのころ考えた。

だから、この「異邦人」は、15歳のボクに結構な衝撃を与えた。
考える、信じる、存在する。
相手がアル、相手はイナイ。
ジブンシカイナイ。

カミュを読み耽るボクに興味を持った女の子はいなかったようだが、ちょっとマセタ読書癖がこのころインキュベートされてたのかもしれない。

だが、いまは俗っぽいものばかり、決して哲学系の本には手を出さなくなったのは・・なぜだろう。

また、カミュ、サルトルでも読んでみるか・・今度。