あさのあつこ著「バッテリー(6)」 | 毎日釣りのことばかり・・

あさのあつこ著「バッテリー(6)」


ひさびさに本に関する書き込みです。
ようやく「バッテリー」の第6巻が文庫化されましたね。
早速買ってすぐに読了しました。

最初は1~5巻までのストーリーが思い出せずにいましたが、読み始めるとすぐによみがえって来ました。

横手中 対 新田東中の生徒が組んだ生徒のための「試合」。
原田巧vs門脇修吾の天才対天才の対決。

ここに描かれてるのが中ボーとは思えない「大人びた」思考。
瑞垣クン、海音寺クン、みんな大人びていて「生意気な」奴らだ。

しょせん中ボーの野球部の練習試合だろ。
人生も、人間関係も「これから」のガキドモたちの物語なんだけど・・きちんと読ませていただいた。
「バッテリー」は中学生天才投手「原田巧」の孤高を周りのキャラが立った登場人物を介して描き切っている。

おりしも・・今日はふたりの天才、マツザカ vs イチローの対決があった。
これを見ていると(報道でしかしらないが)一般人の領域を超えた者同士の言葉のない会話がたぶん存在するんだろう。
・・・凡人ではわからない世界。


知ってる?今日は城島捕手がマツザカから二本も二塁打を打ったんだよ。
城島だって才能はすごく高いはず。
でもレイヤはマツザカやイチローとは違うんだろうな。