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My Diary @ New York

2007年5月~2009年6月までNYで過ごした私の気ままな日記ブログ。

ランチの後は、家に戻って、衣類の整理。

来週の半ばに、さっそく船便を出さなきゃいけないから・・・・今が正念場です。実は。


次の職場ではどんなドレスコードなのか、行ってみないと分かんないけど、

前の職場→NYと、ずーっと超カジュアルで来てしまった私は、この辺で路線変更を迫られるんだろうか。

なんて思いつつ。


今後着そうにない洋服や古着、靴達を、大きな大きな紙袋に詰めて。

えっちらおっちら、ブルックリンへ出動。

Bedford Ave.駅からちょっとのところに、買取してるお店を、あんちゃんに教えてもらったので、早速ね。



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まー、苦労して抱えて行った割には、期待ほど買ってもらえず、バーガー代の足しになる程度。

売れ残りはめんどくさいので、そのお店にDonateしてきちゃった。

この国の誰かがまた着てくれるかな・・・と思うと、なぜかとても嬉しい。


これで、一つ作業が終了。


ふーっと、イーストリバー沿いの公園に入って、ぼー。

芝生に座りこんで、ほけー。


夕方18時くらいの、マンハッタンと空と川と、公園の緑。



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高層ビル群から、眺めながら、「あー、2年もここに住んだんだなー」と、改めてしみじみ。



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その後は、そのまま夕飯に出動なんだけど、喉乾いたので。

おじさんが一人でやってるのんびりしたBarで、プロセッコ飲んじゃったー。


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さーて。

あと2週間を切っちゃった。

なんだか、とってもヤバイ・・・・気がする。

私のNY生活、あと14日間。


「やりたいことリスト」なんて作ってみたものの、よく考えてみると、

今までよく歩いた通りとか、公園だとか、そういうちょっとした普段の風景を

味わっておきたい方が大きいような気がする。


そんなわけで、思ってたほどに、面白企画をやっていない私です。

(おまけに、先日のプレゼンに没頭してた分、身体にダメージが・・・・かなりバテ気味。)


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でも、でも、今日は、ちょっと楽しい経験を。


前にもブログに書いたんだけど、

Macy'sの料理教室で、たまたまトイレに一緒に行ったことで知り合った女性。


その方とメールでやり取りが始まり・・・・・ランチに誘われたのでした。

んーとね、その方は、あのOpus Oneワイナリーの東海岸マーケティング。


東海岸のレストランと付き合うことがお仕事だそうで、いわゆる「Foody」さん。


「今日は、ワイナリー関係のディナー・パーティの打ち合わせも兼ねて、

あるレストランに行くから、そこで一緒しましょう。」

とのこと。


「あなたと、もっと知り合いになりたいわ。」・・・・本当にありがたいお話です。


場所は、

元「Modern」で働いてたシェフが、いくつかのお店を経て、開いた新しいレストラン。

シェフは、彼女の友達でもあるそうです。


席に着くと、シェフ自ら、どんどんオススメ・ディッシュを小皿で運んでくれた。

ちょっとした試食スタイルです。


ホタテ、自家製のパテ達。


「この前菜には、この白ワインがあうと思うんだ。」

って、キリリとまろやかな濃いー白ワインを開けてくださった。



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前菜その2は、フォアグラ。

原産地や作り方、創意の話など、

シェフも一緒に席に座ってつまみながら、教えてくれるのが、本当に楽しい!



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「じゃ、メイン作ってくるね!」と席を立つシェフ。

「あ、そうそう、次は赤ワインに切り替えよう。」


もしかして・・・・と思ったら、やっぱりそうだった。

Opus One 2004がさくっと出てきた。。。。。。うはー。


私、人生でこんなん飲むの2回目です。

1回目は、ワイナリーに行った時の試飲だもの・・・。1杯40ドルじゃなかったっけ・・・・?


「2004-2006年は、かなりいいセンいってるからとってもオススメよ。」

・・・だそうでーす。


そして、メインにタコ・グリル&クスクス。うさぎのソーセージ。

こんなに美味しいタコのグリルがあるんだ!!と感動。



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デザートも、3品出てきました。


料理人の創意工夫、インスピレーションを大いに肌で感じ。



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その女性とは、本当にたくさんの話をしました。

レストラン・マネジメントを勉強してたことが大いに役立ち、

また、常日頃の食べ歩き、NAPAまで無理して行った経験など、

まー、どこでどんな出会いがあって、どんな風に発展していくのか、人生わからないものだね。。。



NAPAのワイナリー限定販売の、セコンド・ワイン「Overture」を、特別に30本送ってくださったり、

「Opus One」の納入先の懇意のワイン屋のオヤジさんを紹介してくれたり、

「本当にいいんだろうかー?」って、恐縮してしまうくらいの親切を頂き。


そのうえ、今日は、ワイナリーのノベルティや袋など、ぎっしりと持ってきてくださった。

「日本のお友達にワインと一緒にあげたら喜ばれるかもよー?」と。


重い紙袋に、彼女の好意がぎっしり・・・・。


肩書とか、そんなんじゃなくて、

話題が豊富で、公私共々努力し楽しく過ごし、人に対して優しい、

この人のことは、これからも大事にしたいと思ったよ。



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そんなこんなで、生粋のNY Foodyさんと、シェフと、3人で過ごした2時間半。

最初はすごーい緊張してしまったのだけど、わくわく楽しく、

NY最後の日々の忘れられない思い出ができました。


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さて、最後は業務連絡です。


そんなわけで、ひょっこりやってきた、30本の「Overture」。

ワインが好きなお友達のみなさん。

きっぷよく「大人買い」しちゃったんだけど、私、自分に必要なのは、たったの4、5本。


興味のある方、こっちょり連絡くださいな。


ちょっと気が抜けたのが、ちょっとバテ気味です。

なんだか風邪をひきかけてるような・・・この時期に寝込むわけにはいかん。

ので、今日は早く寝ます・・・。


が、その前に。

今日は、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)の春シーズンGALA公演でした。



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さすがGALA公演、セレブの方々もたくさんのようで、オペラハウスの入口にはたくさんのカメラマンが。



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でも、今日書きたかったのは、そのことではないー。

思わぬラッキーがあったのだ。


それは、最初の幕間のこと。

まず登場したのが、ジャクリーン・ケネディ・オナシスの娘さん。(写真左)

今年、あるジャックリーン・ケネディ・オナシス・スクールってバレエ学校の生徒達が出演するそう。


そして、今年の「Honory Chairman」として、紹介されたのは・・・・ミシェル・オバマ!!

こんなに間近に彼女の姿を見ることが出来てしまった。


会場は大歓声で、全員立ちあがっての拍手。


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残すところわずかのNYでの、思わぬ幸運に、感激ー!!

彼女のスピーチは、凛としてて、さすが弁護士・・・とこれまた感動でした。

ドレスも膝丈のフレアでかわいかったー。


バレエの方も、充実の内容。

11演目の見どころを、プリンシパル・ダンサー達が次々に。

1晩ですべてのダンサーにお目にかかれるのもGALAならでは。すごい贅沢な内容だよね。


そして、途中、ハービー・ハンコックが出演!

舞台に設置されたグランド・ピアノ。彼のピアノ生演奏で、ダンサーが踊る。



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これまた、充実&ゴージャスな夜でありました。



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これが、私のメトロポリタン・オペラ・ハウス体験の最後かもな。

そんなしみじみした気持ちで、いろんな風景を目に焼き付けてきた。


ミシェル・オバマ大統領夫人と同じ空間にいれたなんて、

それだけでも、最後を飾るにふさわしい、ビッグ・イベントかも。ね!