私のNY生活、あと14日間。
「やりたいことリスト」なんて作ってみたものの、よく考えてみると、
今までよく歩いた通りとか、公園だとか、そういうちょっとした普段の風景を
味わっておきたい方が大きいような気がする。
そんなわけで、思ってたほどに、面白企画をやっていない私です。
(おまけに、先日のプレゼンに没頭してた分、身体にダメージが・・・・かなりバテ気味。)
でも、でも、今日は、ちょっと楽しい経験を。
前にもブログに書いたんだけど、
Macy'sの料理教室で、たまたまトイレに一緒に行ったことで知り合った女性。
その方とメールでやり取りが始まり・・・・・ランチに誘われたのでした。
んーとね、その方は、あのOpus Oneワイナリーの東海岸マーケティング。
東海岸のレストランと付き合うことがお仕事だそうで、いわゆる「Foody」さん。
「今日は、ワイナリー関係のディナー・パーティの打ち合わせも兼ねて、
あるレストランに行くから、そこで一緒しましょう。」
とのこと。
「あなたと、もっと知り合いになりたいわ。」・・・・本当にありがたいお話です。
場所は、
元「Modern」で働いてたシェフが、いくつかのお店を経て、開いた新しいレストラン。
シェフは、彼女の友達でもあるそうです。
席に着くと、シェフ自ら、どんどんオススメ・ディッシュを小皿で運んでくれた。
ちょっとした試食スタイルです。
ホタテ、自家製のパテ達。
「この前菜には、この白ワインがあうと思うんだ。」
って、キリリとまろやかな濃いー白ワインを開けてくださった。
前菜その2は、フォアグラ。
原産地や作り方、創意の話など、
シェフも一緒に席に座ってつまみながら、教えてくれるのが、本当に楽しい!
「じゃ、メイン作ってくるね!」と席を立つシェフ。
「あ、そうそう、次は赤ワインに切り替えよう。」
もしかして・・・・と思ったら、やっぱりそうだった。
Opus One 2004がさくっと出てきた。。。。。。うはー。
私、人生でこんなん飲むの2回目です。
1回目は、ワイナリーに行った時の試飲だもの・・・。1杯40ドルじゃなかったっけ・・・・?
「2004-2006年は、かなりいいセンいってるからとってもオススメよ。」
・・・だそうでーす。
そして、メインにタコ・グリル&クスクス。うさぎのソーセージ。
こんなに美味しいタコのグリルがあるんだ!!と感動。
デザートも、3品出てきました。
料理人の創意工夫、インスピレーションを大いに肌で感じ。
その女性とは、本当にたくさんの話をしました。
レストラン・マネジメントを勉強してたことが大いに役立ち、
また、常日頃の食べ歩き、NAPAまで無理して行った経験など、
まー、どこでどんな出会いがあって、どんな風に発展していくのか、人生わからないものだね。。。
NAPAのワイナリー限定販売の、セコンド・ワイン「Overture」を、特別に30本送ってくださったり、
「Opus One」の納入先の懇意のワイン屋のオヤジさんを紹介してくれたり、
「本当にいいんだろうかー?」って、恐縮してしまうくらいの親切を頂き。
そのうえ、今日は、ワイナリーのノベルティや袋など、ぎっしりと持ってきてくださった。
「日本のお友達にワインと一緒にあげたら喜ばれるかもよー?」と。
重い紙袋に、彼女の好意がぎっしり・・・・。
肩書とか、そんなんじゃなくて、
話題が豊富で、公私共々努力し楽しく過ごし、人に対して優しい、
この人のことは、これからも大事にしたいと思ったよ。
そんなこんなで、生粋のNY Foodyさんと、シェフと、3人で過ごした2時間半。
最初はすごーい緊張してしまったのだけど、わくわく楽しく、
NY最後の日々の忘れられない思い出ができました。
************************
さて、最後は業務連絡です。
そんなわけで、ひょっこりやってきた、30本の「Overture」。
ワインが好きなお友達のみなさん。
きっぷよく「大人買い」しちゃったんだけど、私、自分に必要なのは、たったの4、5本。
興味のある方、こっちょり連絡くださいな。