My Diary @ New York -13ページ目

My Diary @ New York

2007年5月~2009年6月までNYで過ごした私の気ままな日記ブログ。

ロックフェラーの豪邸「Kykuit」見学の後は、少々時間を潰して。

夕飯予定の、「Blue Hill at Stone Barns 」へ。


農場に囲まれた、オーガニックなレストラン。

NYでも指折りの「おいしいレストラン」として、割と有名。

せっかくここまできたのだから、堪能しないとね。


まずは農場見学へー。

敷地内をてくてくお散歩です。



My Diary @ New York



まずは、ニワトリ。

のびのび、たくましく。たくましすぎて、ちょっとコワイくらい。



My Diary @ New York


その隣がクサイ・・・・と思ったら、ブタさん達であった。



My Diary @ New York


そして、ちょっと離れた敷地に・・・。

ママブタと、ちびっこブタを発見。



My Diary @ New York


ちびっこブタ、初めて見た!

鼻もピンクで、ホントにかあーいーい。



My Diary @ New York

そして、ちょっと離れた場所には、アヒル達が。

(これも食用なの・・・・・?食べちゃうの?)



My Diary @ New York


そして、賢い犬番長に仕切られた羊たち。



My Diary @ New York


ここも、ちびっこがいっぱいよー。

「メーメー」の声も、赤ちゃんっぽい。



My Diary @ New York


「メーメー」。ぴょん、ぴょん。

まったくもって、可愛いったらありゃーしない。

すっかり釘付け。



My Diary @ New York


牛もいるさ。

このヒト達は、乳牛。らしい。

(ちょっと、ほっ。)
My Diary @ New York


夕暮れの農場内を、動物のちびっこたちに癒され、

緑の中のうまい空気の中、思いっきり深呼吸して。



My Diary @ New York


そうして過ごしたひと時。でした。

そして、レストランへ・・・・・。夕ご飯の時間でありマス。

久しぶりに太陽が顔出した日曜日。

旦那氏は、しばし出張へ。

そして、私は、友人5人で、マンハッタンから北に約45分のターリータウンへドライブ。

マンハッタンのAVISで、大型のバンとGPSを借りて、いざ出発!



まずは、マティスとシャガールのステンドグラスで有名な、ユニオン教会へ。

(ここ、実は写真撮影に厳しいらしく、今回は写真なし・・・。

でもでも、前回行った際に、何も知らずちゃっかり激写しちゃいました。

噂のステンドグラスを見たい方は以前の記事(ここ ) を。)


私は、こちらにドライブするの、3回目。

見どころ満載のこのエリア。

今回は、どうしても見ておきたいところがあったのです。


ロックフェラーの豪邸、「Kykuit 」。



My Diary @ New York


1800年代後半の石油王、ジョン・ディヴィソン・ロックフェラー(JDR)と、その息子、JDR Jr.の時代。

彼らのお屋敷の一つ。フロリダやメイン州などにもお屋敷があって、季節によって移動してたそう。

今は、National Trustに寄贈されて、歴史的名所として公開されてる。


ここはねー、ガイド付きツアーに参加しないと見学することができない。

ツアーは、最短の「Classic Tour」で、2時間15分。・・・・もちろん、最短を選びますがな。



出発地の「Philipsburg Manor」から、小型バスに揺られ、約10分。

そして、広大な庭園に囲まれた、この豪邸に到着。


豪邸の目の前には、こんな噴水が。



My Diary @ New York



ここのガイドさん、割と粘着質・・・。

ちゃんと説明を聞いてないと、「おら、そこ!ワシの説明を聞け。」と怒られる。

ふんふん、と聞いてるふりして、よそ見する。上の空な我らが5人でした。


それでも行く価値大ありです。


建物の中に入ると、「ふわー」とため息の出る調度や美術品達がいっぱい。

ツアーの前半は、この建物の中を回ります。



My Diary @ New York



世界各国から集められた贅がたっぷり。

これは、中国調のゴージャスなお部屋。


ヨーロッパや中国、そして日本は有田焼のコレクションまで揃った食器類の展示も圧巻だった。



My Diary @ New York



そして地下にはねえ・・・。びっくりするくらいの、現代アート・コレクションの数々が。

ピカソのデッサンも、ひょいと飾ってあります。


MOMAにあるピカソの作品(複数)は、ロックフェラー一族が寄贈したもの、らしいです。

寄贈した作品(多数)のコピーが、タペストリーとして飾ってある。



My Diary @ New York



ベランダからは、ハドソン川と渓谷が一望できます。

New Yorkって本当に広い。ハドソン川の悠々とした流れにちょっと見とれたよー。



My Diary @ New York


庭園も、素敵。日本庭園もあるのだとか。

(ツアーのコースには入ってないみたい。)



My Diary @ New York


最後は、車庫の建物へ。
馬車のコレクション達。



My Diary @ New York


そして、車が発明された頃の、歴史的な車の数々。

これは、フォードのTシリーズ。


My Diary @ New York


ダットサンもある!!



My Diary @ New York


そんなこんなで、ガイド氏に気を使いながら、2時間15分の見学は終了。


Philipsburg Manorに戻り、ポカンティコ河の静かな光景をちょっと楽しみつつ・・・。



My Diary @ New York


さらに、この近郊の散策ドライブへ出発。しばし、時間調整。

なんてったって、夕飯は、Blue Hill at Stone Burnsを予約しているのです。。。

去年の9月末から、7ヶ月半続いた、メトロポリタン・オペラの2008-2009年シーズン。

今日、5月9日(土)が最終日となりました。


最終日のMET見納めに、ぜひ行きたい!と思って、頑張ってチケットGETしたのだけど。

なんとなく避けてきた、ワーグナーの「ニーベルングの指輪」4部作、

最終章「神々の黄昏(Götterdämmerung)」に、いきなりトライする羽目に。


この最終章、4時間半の超大作、とは聞いてましたが。


プログラムを見て、愕然。

6:30pm~12:25am、6時間、MET劇場に滞在の夜です~。

なんて最終日にふさわしい・・・。



My Diary @ New York



最終日にふさわしいのは、指揮者が、METの首席指揮、James Levine氏だったこと。
このヒトが指揮棒振ると、魔法が起こる。って(素人ながら)私は密かに思ってます。


ワーグナーは、ドイツだし、なんとなく暗そうだし・・・なんて思ってたんだけど。

やっぱりとっても暗かった。舞台の色彩が、もうゲルマンの世界。

美術館でもくっきり分かれるよね。

ラテンとゲルマンは、どうしてこうも対照的なものか・・。


序幕+1幕目は、2時間コース。

歌手の声のボリュームもまだのってなくて、ちょっと中だるみしそうでした。が。


2幕目、3幕目は、面白かったねえー。

暗いながらも目の離せない展開。


噂で聞いてた通り、まさに「壮大」。

オーケストラの迫力、複雑に流れるメロディ、私のような初心者にも、ぐっと迫るものがありました。


思ってたよりも疲労せずに、6時間の滞在をこなしましたぞ。



My Diary @ New York



最終日ということもあって、深夜までの長丁場作だというのに、満席。

最後までとっても盛り上がって、全員総立ちのスタンディングオペレーションで終了。


隣で見てたカップルは、今日で4部作を全制覇。大満足だそうです。

彼らによると、「ワルキューレ」が最も良かったらしい。

私もいつか、挑戦してみようかな・・・。(ちょっと弱気。)


しばらく工事中の柵でいっぱいだった、リンカーンセンターも、ようやく新しい噴水が顔を出してます。

来シーズンは、ゴージャスに開幕。かな?



My Diary @ New York



あたたかい今晩は、休憩時間もテラスや外で過ごす人でいっぱい。

春らしい、なごやかな夜でした。



My Diary @ New York


最終日ですんで、今日は、シャガールの絵を外からパチリ。


My Diary @ New York


パチリ。



My Diary @ New York

今日は、日中6時間授業を聴講。

夜は4時間半音楽鑑賞。

とっても長い一日でした。


そんな間に、日本はもう母の日ですね。。。。

ママ様、カードだけでごめんなさい。

今度帰る時に素敵なものを持ち帰るね。