久しぶりに太陽が顔出した日曜日。
旦那氏は、しばし出張へ。
そして、私は、友人5人で、マンハッタンから北に約45分のターリータウンへドライブ。
マンハッタンのAVISで、大型のバンとGPSを借りて、いざ出発!
まずは、マティスとシャガールのステンドグラスで有名な、ユニオン教会へ。
(ここ、実は写真撮影に厳しいらしく、今回は写真なし・・・。
でもでも、前回行った際に、何も知らずちゃっかり激写しちゃいました。
噂のステンドグラスを見たい方は以前の記事(ここ
) を。)
私は、こちらにドライブするの、3回目。
見どころ満載のこのエリア。
今回は、どうしても見ておきたいところがあったのです。
ロックフェラーの豪邸、「Kykuit
」。
1800年代後半の石油王、ジョン・ディヴィソン・ロックフェラー(JDR)と、その息子、JDR Jr.の時代。
彼らのお屋敷の一つ。フロリダやメイン州などにもお屋敷があって、季節によって移動してたそう。
今は、National Trustに寄贈されて、歴史的名所として公開されてる。
ここはねー、ガイド付きツアーに参加しないと見学することができない。
ツアーは、最短の「Classic Tour」で、2時間15分。・・・・もちろん、最短を選びますがな。
出発地の「Philipsburg Manor」から、小型バスに揺られ、約10分。
そして、広大な庭園に囲まれた、この豪邸に到着。
豪邸の目の前には、こんな噴水が。
ここのガイドさん、割と粘着質・・・。
ちゃんと説明を聞いてないと、「おら、そこ!ワシの説明を聞け。」と怒られる。
ふんふん、と聞いてるふりして、よそ見する。上の空な我らが5人でした。
それでも行く価値大ありです。
建物の中に入ると、「ふわー」とため息の出る調度や美術品達がいっぱい。
ツアーの前半は、この建物の中を回ります。
世界各国から集められた贅がたっぷり。
これは、中国調のゴージャスなお部屋。
ヨーロッパや中国、そして日本は有田焼のコレクションまで揃った食器類の展示も圧巻だった。
そして地下にはねえ・・・。びっくりするくらいの、現代アート・コレクションの数々が。
ピカソのデッサンも、ひょいと飾ってあります。
MOMAにあるピカソの作品(複数)は、ロックフェラー一族が寄贈したもの、らしいです。
寄贈した作品(多数)のコピーが、タペストリーとして飾ってある。
ベランダからは、ハドソン川と渓谷が一望できます。
New Yorkって本当に広い。ハドソン川の悠々とした流れにちょっと見とれたよー。
庭園も、素敵。日本庭園もあるのだとか。
(ツアーのコースには入ってないみたい。)
最後は、車庫の建物へ。
馬車のコレクション達。
そして、車が発明された頃の、歴史的な車の数々。
これは、フォードのTシリーズ。
ダットサンもある!!
そんなこんなで、ガイド氏に気を使いながら、2時間15分の見学は終了。
Philipsburg Manorに戻り、ポカンティコ河の静かな光景をちょっと楽しみつつ・・・。
さらに、この近郊の散策ドライブへ出発。しばし、時間調整。
なんてったって、夕飯は、Blue Hill at Stone Burnsを予約しているのです。。。