Keith Jarrett@カーネギー・ホール | My Diary @ New York

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2007年5月~2009年6月までNYで過ごした私の気ままな日記ブログ。

57丁目をてくてく歩いていて、ふと気付いた看板。

「Keith Jarrett ソロコンサート@カーネギー・ホール」。

そのままつられてBox Officeで1人分のチケットを買ったのが、公演の3日前。


熱狂的なファンも多いという、この方の演奏を是非一度聴きたい~、と行ってきました。



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1945年のペンシルバニア生まれの彼。63歳。

間違いなく、アメリカのベビーブーマー世代のHeroでしょう。



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(これはサイトからの借り物写真。)


初めて聴くキース・ジャレット。

ピアノを弾くというよりも、何か魂の中から湧きあがってるものを、一つ一つ丁寧にピアノで表現してるような。

こんなピアノもあるのだ。と、ジーンとしてしまった。

立ち上がって、足でとるリズム。、身体の奥から出る声。ピアノを奏でる魔法の手。

天才っていうのは、こういう人の為の言葉だね。


NYのJazzクラブでの活動も長かったせい?

NYの観衆は、友人のように彼を受け止め、彼とキャッチボールしてた。

会場の人々との一体感、素晴らしかったです。


その結果、アンコールが6回。おかわり、おかわり。


「会場の大勢のみんなと、音楽を通してつながってることを感じた時、僕は何度でも演奏して、もっと一緒の気持ちを味わいたいと思うんだー」と、ジャレット氏。

充実の内容に、足取り軽くお家に帰った木曜日の夜でした。



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