マンツーマン・レッスン。「知識」と「実践」。 | My Diary @ New York

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2007年5月~2009年6月までNYで過ごした私の気ままな日記ブログ。

ヒマです。

家だとダラダラしてしまう私。下手すると1日パジャマでもOKよーになってしまう。


そんなわけで、平日は図書館に行く。と決めてまして。

どんなに天気悪くても寒くても、とにかく家を出る。


外は寒いからやだし、真面目に勉強する学生の中で、気分が引き締まるから、それなりによい。ではあります。



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さて、

週に一度のスペイン語のマンツーマン・レッスン。

尊敬するベテラン先生、マリア先生の指導です。


文法のテキストを一緒におさらいしてもらおう、と甘い考えで始めたものの・・・。

先生からは、一切テキストはいらない。というお達し。


Wall Strett Journalのスペイン語版 の記事(一番正しく質のいいスペイン語なのだそうです)を、毎日最低1つ読みなさい。その内容を、毎回、私に要約して説明して。

今週の出来事を毎回作文にしてきて。


そんな宿題。授業は、ひたすら会話のキャッチボール。


「この暖房機のセールスマンになって、私に売り込んでみて。」

「私をアルゼンチン人の友人と思って、日本の素晴らしさを3分説明して。」

「私を子供だと思って、朝起こすところから、学校に行かせるまで、指示して。」


文法のテキストを飛び出して、ひたすら実践と応用と・・・・。

走り高跳びの練習してるのに、棒高跳びの試合に出されてるような気分の毎回の授業。

割と辛い。



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でも、マーケティングを勉強した頃あたりから、知識と実践の間の大きな溝を感じてる私。

こうして、実践に放り込んでくれる先生にすごく感謝。

文法知識だけあっても、応用編でこんなにしどろもどろってる自分も情けない。


マーケティングも一緒で。

教科書を読んで、知識をつけてみたものの、それをどう使うか?というのは、話は別。コトラーを知ってても、うまく実践できなければ意味ないよねえ。

MBAを習得した人が必ず、優秀なビジネスマンになれるというわけでもないのと一緒だろう。

そんなことを感じるようになって、とりあえず、マーケティングのCertificateを取得した時点で、それ以上講座を取るのをやめてしまったのです。


学んだら、使うべし!

知識だけ蓄積して、そんな応用ができてない私は、割と意味のない日々を過ごしてるのだったりして・・・・。

そんなネガティブFeelingにもたまに襲われつつ。


とにかく、この冬は、図書館で。蓄えて。蓄えて。


・・・・いつか必ず使えますよに。