高校2年生の娘のテスト勉強に付き合わされました。
科目は数学Ⅱで、「等式の証明」という単元でした。
言葉だけ見ると、全く何のことだか分からなかったのですが、問題を見ると何となく記憶に蘇るものがありました。
問1、(a+b)²−(a−b)²=4abが等式であることを証明せよ。
1番最初の問題はこんな感じでした。
簡単に説明すると、(a+b)²−(a−b)²=4abの式の赤字の左辺と青字の右辺が同じであることを表せば良いのです。
この問題の場合だと、右辺は変形のしようがないので、左辺を展開していきます。
展開すると(a²+2ab+b²)−(a²−2ab+b²)となり、綺麗にまとめると左辺と同じ4abとなり、左辺=右辺が証明されたという流れになります。
計算を進めるごとに、どんどん答えに近づいていく過程が楽しいのです。
自分に課されている勉強ではないこと、久しぶりに数学に触れたことなどが要因になっていると思うのですが、楽しく学ぶことが出来ました。
学生時代に、楽しく学ぶことが出来ていれば、成績がもっと違ったものになっていたのでしょうね。
苦悶の表情を浮かべながら、問題を解いている娘を見ながら、そんなことを思いました。
娘よ、今を楽しんでね。
「わたしを諦めない」
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