掃除をしていたら思い出したこと(第3701回) | パーソナルトレーニング TOMONOTE

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連休中に晩ごはんを作ろうとキッチンに立っていると、不意にレンジフードの油汚れが気になり、キッチンペーパーでひと拭きしてみると油がべっとり。

洗剤を吹きかけて、拭き取ると簡単にキレイになっていくので、楽しくなってしまい中のファンまで掃除することにしました。

しかし、楽しく掃除できたのは序盤までで、ファンや内部の金属フィルターは、油汚れが酷すぎて洗剤をかけてもびくともしません。

悪戦苦闘。

ファンを、洗剤を溶かしたお湯に一晩漬け置きしたり、割り箸を使ってこそぎ落としたりして、やっとキレイにする事が出来ました。

キレイになった後は、やって良かったと思えましたが、油汚れと戦っている最中は、「どうして今やろうと思ったんだ」と、少し後悔に似た気持ちが湧いたりもしました。
そんなことを思っていると、学生時代に勉強をしようと机に向かおうとしたら、無性に部屋の掃除をしたくなっていた事を思い出しました。

「勉強する前には、キレイな環境を作らなくては」などと、わけのわからない理由で、掃除をしていた思い出があります。

この行動は、心理学では「セルフ・ハンディキャッピング」と呼ばれるそうです。

自分自身に不利な条件づけをして、失敗しても自尊心を守ろうという気持ちから起こります。 
テストが出来なくても、「掃除をしてしまって、時間が足りなかった」などと、言い訳が出来るようにしているのだそうです。

学生時代には自覚していませんでしたが、目の前のことから逃げようとしていたようです。
テストの結果を良くするには、掃除ではなくて勉強するしかないのに。

30年前の自分に言ってあげたい、逃げるなと。



「わたしを諦めない」

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