私が登山を始めたのは10年ぐらい前からですが、百名山と呼ばれる山は登山したことがありませんでした。
学生時代からの友人が、登山を始めたいとのことで、私のおすすめの山を何個か一緒に同行して、登山の雰囲気を味わってもらいました。
同行していくうちに知識が付いてきた友人が、百名山に興味を持ち始め、先日、百名山のスタートを切りました。
最初の百名山は、栃木県にある「男体山」でした。
男体山は日光にあります。
登頂にある大剣
登山を始めたい人向けの記事です。
山登りには、「周回コース」「ピストンコース」「縦走」の3パターンがあります。
周回は、登山口から、登頂した後は、登った道と違うルートで下山することです。
ピストンは、登った道と下山した道が同じです。
縦走は、登頂したあとに、別の名前がついた山の登頂に向かい、行きとは違う登山口に帰ります。
電車・バス・タクシーが移動手段の方は、縦走が可能です。
男体山はピストンコースです。
ピストンコースの難点は、道幅の狭い山道で登りと下りの人が出会ってしまった時に、ゆずり合いをしなければならないことです。
登山のマナーとしては、登りが優先です。
下りの時は、ちょっと足に石がぶつかっただけで、落石して行きます。
下りを優先してしまうと、登りの人に石がぶつかる可能性がある為、登りが優先です。
ただ、登山する人が多ければ、マナーの悪い人も必然と増えてきます。
登山中は、見ず知らずの人と挨拶したり、声の掛け合えなどが必要です。
コミュ障の人はなかなか難しいものがあります。
男体山は、私が今までに登ったことのある他の山と比べると、登山客が多いので、「さすが百名山」と思いました。
山には、コンビニも自販機もトイレが設置されていないことがほとんどなので、日常の有難味を感じられることができます。
富士山の登山が有料化して、登山客の人数制限をしたことは、良いことだと思っています。
YouTubeで、富士山のマナーの悪い登山客の行動が映し出されていますが、今回の改正も納得ができてしまいます。
初めて登山する方は、初心者向けの山からスタートするのが良いと思います。
必要な持ち物は、登山靴、ザック(リュック)、水またはスポーツドリンク、雨具、手袋、非常食、携帯用トイレなどです。
登山靴は、ハイカットものが良いです。
岩場で足がくねっとなった時に、足首を守ってくれます。
後、すべりにくいので転ぶことが少なくなります。
手袋も必需品で、鎖場、岩場やロープなどで、手が汚れることを心配して手が使えないと、危険が増えます。
躊躇なく手が使えると、安心感が増します。
登山に持って行く、水の量の計算式があります。
「体重×登山時間×5ml」です。
例えば、体重が60キロの人で6時間のコースでは、「60×6×5」で1,8mlの水が必要です。
登山途中に水が無くなると、かなり焦ります。
登山時間に関しては、ネットで先に平均タイムが出ているので調べましょう。
登山ルートも同じく、下調べが必要です。
登山中、登山道に蜘蛛の糸がある時は、その道は誰も通ってないことの証明なので、ルートから外れている可能性があり、遭難する前に引き返した方が賢明です。
一番いいのは、一度登ったことのある人と同行するのが良いです。
気功・ヒーリングも同じです。
経験者から学ぶことで、道を外さなくなります。
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