ボコボコにされたデビュー戦の後、このままじゃ駄目だと 思い 練習量を増やした!

いままではジムが週3日しか空いていなかったので
他の日を高校生の部活に混じって練習する事に

福井県にはボクシング部は羽水と武生工業の2校しかなく合同で練習していたので 都合がよかった!

そこで2人目の恩師、古川先生に出会う

古川先生は武生工業の監督で福井県の監督もしていた!

非常に怖く、よく殴られた!試合で負けるよりも先生に怒られるほうが怖かったくらいだ!

敵も多かった人だがボクシングの情熱もすごく、 殴られても
その拳には愛があったので自分達はついてこれた!

(今は学校を退職されてメキシコでボクシングのトレーナーをされていて
サルガド、フリオサラテ、ロサスなどを教えている
メキシコのボクサーが好きで
いつもボクシングは芸術だとおっしゃっていた)


練習も増やし、同じ高校生と練習する事で切磋琢磨できた!
おかげでその年の 福井県大会、北信越大会に優勝することができ、
全国高校選抜大会に出場することになる


しかしはじめての全国大会は緊張で頭が真っ白になり
なにも力を出せないまま一回戦で
敗退

あの時は本当に自分の不甲斐なさと精神面の弱さに情けなくなった

だか試合は負けてしまったが全国大会に出場したことが認められ、自分が高校三年の時に

北陸高校にボクシング同好会をつくってもらえることになり、小さいながらも練習場も確保できた!

北陸高校は生徒が二千人ほどいるマンモス高校だったので
部員を募ると 一年生が10人ほど集まり活気があった!

一年生の時は学校もあまりいかなくだめ人間だったが
ボクシング頑張ることにより周りから認められ、
嬉しかった!


でもしばらくして一年生は練習がきつくて全員辞めてしまったが

その後の北陸高校の後輩の笹原が全日本選手権大会で優勝することになる



結局その年のインターハイも力不足と精神面の弱さで ベスト16で負けてしまい

パッとしないまま
高校ボクシング生活は終わった!


全国大会ではなんの実績も残せなかった自分だが
いろんな方の協力があり
アマチュアボクシングの名門 東京農業大学に 推薦で入学できることになった!

大学にはいれたのは嬉しかったが
なんの実績もない自分が農大で通用するのか?
その不安のほうが大きかった気がする


でも高校時代のボクシングが今の自分のボクシングの基盤なので 2人の恩師

笈田さんと 古川先生には本当に感謝している!

高校の時ボクシングに出会い

いろんな方に出会い、本当にいい道に導かれていたと思う