ラマダンが始まった。
イランイスラム革命までの3年半、
テヘランの米系高校で
青春時代を過ごした人間としては、
とても気持ちが複雑な季節だ。
パーレビ王の最盛期の
イランしかしらない革命前世代の私。
麻布のイラン大使館主催の
ノールーズのお祝いに、
気持ちとしてはとても参加したいけれど、
正直、今のイラン政府の
西側諸国を敵視するやり方には賛同できないし、むしろ参加するのが怖い。
私にとってのテヘランは四季が美しくて、
人々は情熱家で人懐こくて、
ペルシャ料理は美味❤️。
第二の母国、イランの良さは
45年経ってもそのままのはずだけど。
ラマダンが来るたびに、寂しくなる。