キザで恐縮ですが、学生時代から、

たくさんのブランド品を買いました。

最初に買ったのはロベルタの小さなポーチ。

次にヴィトンのバッグ数点。

学生時代から英語講師をしていた私は、

アルバイト収入を貯めてはブランドにつぎ込んだ。

親が海外旅行に行けばエルメスをねだり、

カルティエの財布を買わせ

フェラガモも土産としてリクエスト。

社会人になってからは

自分でも「ご褒美」と称して

出張先のNYではティファニー、

スペインのバルセロナではロエベ。

あまり言うと、嫌味なのでやめるが、

本当に、ブランドものばかり買ってきた。

清水の舞台から何度も飛び降りているw。

 

でも悲しいことに、私のブランド品は

数と種類はそこそこあるけれど

比較的お手頃なものばかりだ。

数百万もするようなものは一つもない。

 

そして、自分でも偉いと思うのだが、

私は靴もバッグも使い倒している。

絶対に捨てない。修理に何度でも出すのだ。

 

嬉しいのはヨーロッパのブランド品は

修理に出せば、ほぼ完璧になって

戻ってくることである。

 

もちろん、修理代は安くはない。

最低でも2〜3万は覚悟だ。

でも本当に綺麗になって戻ってくるので、

もう一つ買わなくても良いのだ。

 

こうやって学生の頃から

ずっと使い続けているものたちは

気づくと、ついに40年ものになっている・・・泣。

ヴィトンのボストンなんか、

お店の人が「あ〜〜〜これ、

昔のカタログで見たことがあります〜〜」と

感動していたほど古い。

 

グッチのエナメルのバッグは

中の合成皮革がダメになり、張り替えた。

これもまだ健在。

こうやって、ここ20年、

ろくにバッグも靴も新しく買っていない。

ある意味、すごい物持ちが良い。

もう資金不足で買えないと言うのも正直ある。

 

今、修理に出しているのは

最もお気に入りのシャネルのバッグ。

30年くらい前に、夫に買わせたものでw

当時、30数万したものだ。

ついにチェーンのようになっている

持ち手が切れたのだ。

しかもなんと、そのシャネル

自転車のハンドルにぶら下げていて、

駐輪しようとして、隣の自転車のハンドルに

引っ掛けてしまった・・・で、切れた。

orz....

シャネルも私のような

プチ・シャネラーに買われると

ろくなことはないのだ。

 

でもシャネルさん、

とりあえず、受け付けてくれた。

見積もりが怖い・・・

でも新品は買えないから、

修理で美しく蘇るのを

とっても楽しみに待っている。

みなさん

安いバッグや靴を沢山買うのも楽しいけど、

質の良い欧州のブランド品は

長く使えて結局お得な気がします。

そして、捨てちゃダメ。

何度も修理できるのが

高級ブランドの証なのです。

ほっぽらかしのブランド品、

修理してみてくださいね。

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