あれはもう5年前くらいのことです。

私は57〜8歳だったと思います。

実話です。

 

ある日朝、起きたら

左目が曇ったようになっていました。

見えない。なんか変。

網膜剥離だろうか?

 

私は眼科に駆け込みました。

 

目の中を覗き込んだ医師は

「白内障が進んでいますね」と言って

目薬を処方してくれました。

 

白内障?50代で?

すごく視力も良かったのに

いきなり?

ちょっと早いのでは?

 

家に帰って、

なぜ突然視界がボケたのか?

洗面所の鏡の前で、

自分の目の中を

じ〜〜〜〜っと見つめました。

すると、黒目の淵に

何か境目のような筋があったのです・・・

 

え?この線は一体、何?

 

その瞬間、私は気づきました。

あ!これはコンタクトレンズだ!と。

 

なんと、なぜか片方だけ、

コンタクトレンズを

3日間も外し忘れていたのです!!!

 

急いで目の中に指を突っ込み、

えいっと目の表面を掴んだら、

コンタクトがポロリと落ちました。

 

使い捨てコンタクトですから、

三日もしていたら

曇るのは当然です。

 

そして視力は一瞬で

普通に戻ったのです。

 

コンタクトを外し忘れた自分にも

そりゃぁ〜驚きました。

が、コンタクトに気づかずに診察して、

「白内障」ですと診断する医者、

信じられます?

もうびっくりどころじゃない。

怒りが込み上げて来ました。

 

一応、そこは地元駅前の

バスの停留所のアナウンスでも

〇〇眼科の方はここで、みたいに

アナウンスも流れるような

有名な眼科なんです。

舅もそこに通っていたのですよ。

なんという節穴・・・

 

以来、当然のことながら

その眼科にはぱったり

通わなくなりました。

今、思い出せば、笑い話ですが。

 

みなさん、眼科に限らず

誰が良い医師で誰がヘボか。

見極めましょうね。

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