自慢に聞こえたら御免なさい。

m(__)m

自分としてはとても 苦い思い出です。


学生時代、

私はテレビ局の報道志望でした。

記者でもアナでも良かった。

東京のキーステーションのうち、

女子の総合職(男子と同じ待遇)を

募集していた局は全て受験しました。


日本テレビの24時間テレビは

毎年拝見していますが、

見るたびに40数年前の

自分の就職活動を思い出すのです。


笑わないでください。

日テレさんを受験した時、

私は大胆にも志望理由として、

「24時間テレビが担当したい」と

言ってしまったのです。


正直言って、

さして頭が良い方でもなく、

これと言った得意分野もなく…。

日テレさんは讀賣新聞系列だから、

野球なら巨人好きが当然なんでしょう、

でも野球は一塁はどっち側?と

迷うぐらい全くわからないですし、

巨人の選手は

王さん長嶋さんくらいしかわからない。

知識はゼロでした。


だから、採用されたら

24時間テレビをやりたいと

アピールしまくりました。

そのはったりのせいか?

何とか内定をいただきました。


しかし、その後、

もう1社別の民放さんに受かり、

その次にNHKの試験で

三次まで進み内定が見えてきました。


今の時代はわかりませんが、

私の時代には

女子の採用数が大変少なかった。

考えた末、

東京の民放さんでずっと仕事をするより

NHKであちこち転勤しながら

記者として修行するのもいいかなと

ストイックに思ってしまって。

私はNHKに行くことを決意。

日テレさんの内定を

辞退してしまったのです。


あ“〜!何ともったいないことを

私はしてしまったのか?

若気の至りとはこの事だわ。


以来、40年。

ほぼ毎年のように、

24時間テレビを見るたびに、

この華やかな舞台の端っこに

いたのかもしれなかったな、と思う。


今年は特に

NHKから日テレさんに移籍した

後輩・有働由美子アナが出演していて、

「NHKをやめて

笑点に出られて良かったー」と叫んでいたが、

おそらく本音だと思う。


今となっては後の祭りだが、

のびのび仕事をしている有働さんを見て

今日はちょっと後悔した私でした。

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