女性記者二期生として、
キャスターとして、
それなりに充実して働いていた報道局で、
突然上司から
「君には管理職ポストがない」と言われ、
私は海外向けに
英語でニュースを発信する
国際放送局に異動しました。
2000年。
40歳の夏のことでした。

かつての帰国子女ではあったけど、
日本放送協会に普通に就職したのに
まさかの英語の仕事?左遷か?
報道局から16年でお払い箱?
私は正直、かなり傷つきました。

が、いざ仕事が始まってみると、
あ〜ら不思議。
日本のニュースを英語で
海外に伝える仕事は
意外に面白かったのです。
要するに新しい仕事は面白いってことか?
結局、以来ずっとなんだかんだ
国際放送で働いて、
63になった今も
まだ契約で働いているところであります。

国際的に活躍しているビジネスマン、
ビジネスウーマンの皆様も
海外旅行リピーターの皆様も、
NHK ワールドをチラリとでも
見たことがない方はもういないのでは?
と思うぐらい
グッと認知されてきた国際放送。

今後はますます各国の国際放送と
競って行く事になります。

これから夏休み!
海外に行く方は旅先のホテルで
ぜひNHKワールドを
ごらんくださいませね。
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