GWのある日、

夜中に庭の防犯センサーが作動した。

GWで帰省していた家族が

見に行ってみると、

顔の真ん中に白い線が入った

たぬきのような動物が

むしゃむしゃと何かを食べていたという。

 

朝になって庭を確認した私は仰天した。

庭のウッドデッキの上に

いくつかの種が散らばっていた。

1週間ほど前に植木鉢に埋めた

長崎県産のびわの実の残骸だった。

一つ食べたら

アレルギーで口の中が痒くなり

残りの4つを植えてみたのだった。

 

たぬきのような動物は

私が埋めておいたびわの実を

掘り出して食べてしまったのだ。

 

うちの庭には飼っているトイプーを

放しているため柵がある。

どうやって庭に入ってきたのだろう?

 

私はFacebook にことの顛末を書いた。

すると風数の友人たちが

それはハクビシンに違いないという。

自宅の干し柿を食べられた、とか

収穫直前のブドウを食べられた、とか

被害についておしえてくれた。

 

ふうむ、ハクビシンか。

鼻筋の白い毛が特徴なので、

漢字では「白鼻芯」と書くそうだ。

なるほど。

 

そして翌る日、

たまたまテレビで

NHKの”ダーウィン”を見た。

冒頭でハクビシンが

木の上でびわの実に

齧り付いている映像が映し出された。

そうか、やっぱり

ハクビシンは甘い果実が好物なのね。

❤️

 

ハクビシンは害獣なので、

見つけたら保健所に

駆除してもらった方が良いようだ。

自分で触ったり捕まえたりすると

病原菌も持っていて危険とも言われる。

 

ごく普通の住宅地の庭に

出現するとは。

ちなみにうちの3キロのトイプーより

一回り大きかったと家族は証言している。

小さな犬くらい、平気で襲うそうだ。

 

たぬきは保護されるべき存在で

ハクビシンは迷惑なの?

ちょっと解せない。

 

また来ないかな?

びわの実をころがしておこうかな?

実物を見たかったな。

 

*写真は以下のサイトより、拝借しました

 

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