次の会議のためのミーティング時に

Animal Welfare という言葉を聞いた。

アニマルは動物

ウェルフェアは通常は

「人間の福祉」や

「人間の幸福」を意味する。

Animal Felfare は

初めて聞く言葉だったが、

瞬間的に何となく理解した。

 

農水省のHPをみると、

アニマル・ウェルフェアという言葉は

「動物の生活と

その死に関わる環境と

関連する動物の身体的・心的状態」

とある。

 

つまり単純に言えば

”動物の幸せ” 

という新しい考え方だ。

 

聞くとところによると、

最近の日本の畜産業の間でも

このAnimal Welfare という考えが

重要になってきているという。

 

牛や豚、鶏などは

大概は人間が食べるために育てられている。

が、もっと広いところで

伸び伸びと、とか、

牛の鼻に鼻輪をつけないようにとか、

動物の身になって

彼らのことを

尊重すべきだということだ。

 

なるほど.....と思う一方で、

正直、

実践するのは難しいな、と思う。

 

諸外国、特に他の先進国と比べて

日本の畜産農場は場所は狭いし、

環境はあまり良くないのだそうだ。

和牛として超一流のブランドでも

牛の "Welfare" に関しては

まだまだなのだそうだ......

 

でもテレビで畜産農家の人が

牛を出荷する時は

悲しすぎるから見ない、と

話していたのを見たことがある。

 

牛の心身の「幸せ」をしっかり考えて

家族のように接していたら、

とてもじゃないけれど、

殺して食べるなんて、出来なくなるのでは?

そこに大きな矛盾を感じる。

 

お肉が大好きな私としては

やめられない......💦

 

Animal Welfare という概念を

地球上の全ての生き物に当てはめていたら、

じゃぁ人間は食べるなよ、って

事にはならないのか?

 

次の会議まであと一月を切った。

自分はどういうスタンスを

取るべきか?

ちょっと悩み始めている。

 

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