一年ほど前から、一人暮らしの母(86)のリビングに緊急ボタンをつけている。市が高齢者世帯に斡旋しているものだ。クビからかける非常ボタンと対になっている。

ところが母はそのペンダントのような非常ボタンを首から下げない。リビング屋の壁にぶら下げたままだ。

何故、寝床に持っていかないの?

答えた母の言葉に絶句した。

「警報装置?あんな警報装置、夜中に鳴らしたとしてもこの辺の人は気づかないわよお。」

えーっとね、ママ、その警報装置はちゃんとセンターと繋がっててね、

と言おうとして、やめた…。orz