人生初の手術を受けた。

胆嚢をポリープごと摘出した。

いま、入院2日目のベッドの上で

これを書いている。

つまり、書けるぐらい元気だ。


実は数年前からポリープは見つかっていた。

人間ドックで判明した。

10ミリ以上の、

ガンになってもおかしくない大きさになり

とったほうが良いと

複数のドクターからいわれていたのだ。


去年の秋に舅を見送り、娘は20歳に。

私が家を開けても誰もこまらなくなり、

わたしはやっと手術をうけることにしたのだ。


昨日の朝、6時45分、

予約していたタクシーで病院へ。

併設された看護学校や

人間ドックが入る高層ビル群で

なかなか目立つ都内屈指の高級な病院だ。


予約の8時10分少し前に到着。

書類確認などの後、手術着に着替えた。

わたしの名前と体温などを

執刀医、麻酔医らが揃って確認。

9時に手術室に歩いて入った。

幅の狭い手術台にねころんだ。

もうまな板の上の鯉だ。覚悟した。


それにしてもスタッフが皆若い!

わたしの孫と言っても違和感ない。

若くて可愛い子たちが手際よく

手や足に装置をつけていく。

テキパキ。

麻酔始めますよ〜と言う声が聞こえた途端、

もう寝ていたらしい.

これまで胃カメラの検査で

何度か鎮静剤を打っていたが、

今回は全身麻酔である。

爆睡中全てが終わっていた。


16年ほど前、夫が胃がんを切った際は

3時間半かかったし、開腹手術だった。

今の手術は切らないのね。


私を救ってくれた若い医療従事者さん。

皆さん平成うまれだね。

こんなおばさんを助けてくれて、ありがとう!


昭和なわたしはそろそろ引退かな。