舅92歳は持病満載ながらも

都内の老人ホームで

穏やかな日々を送っていました。

ところが突然吐血して意識混濁となったとのことで、

本日早朝、私たちは叩き起こされました。

 

5時半くらいには救急車が到着し、

電話で義父を「どこまで救済するか」確認され、

(人工呼吸器をつけるかどうか)

高度な治療はしないというところまでは

ホームであらかじめ想定していた通りでしたが、

救急隊が舅の名前を大声で叫んで

意識を確認しているのが

電話越しに聞こえるほどの

かなりの修羅場だったのに、

搬送先がなかなか決まらないのです・・・

 

過去の経験から

最低30分くらいはかかって

救急車の上でイライラしなければならないことは

知っていましたが、今回は長かった。

 

一時間以上もかかって、

ようやく緊急措置のために

聖路加国際病院が受け入れてくれました。

最初の治療だけで症状が落ち着いたら

別の病院に移ります、という条件付きで。

でもこの時はとりあえず

しばらくは聖路加に入院だろうと思い、

私たち家族もタクシーで聖路加に駆けつけました。

 

義父はすでにワクチンを二回打っていましたが、

PCRを含めた一通りの検査や投薬をしていただき、

とりあえず命の危険だけは脱しましたが、

病床がいっぱいで、

どこか別の病院を探すというじゃないですか。

 

また救急車で運ばれるの?

顔から血の気が引くとはこのことです。

 

とりあえず、お任せして、待つことにしました。

 

が、

決まったのはなんと、12時ですよ。

 

義父のかつての主治医がいて

過去に3回は入院している近くの大学病院も

今日は受け入れてくれませんでした。

 

そしてやっとこさ決まったのは

う〜〜む、正直、自分から進んでは行かないなぁと

思ってしまうようなボロボロの病院でした。

なんとなく全体的に清潔ではないような。

働いている方々はとても良い方達で、

ドクターも若くて優秀そうでしたが。

 

なんだかどよ〜んと、活気がなく、

ホームページを見てみると、

「コロナの疑いのある患者さんは

診られません」とあります。

 

老人ホームなども併設されているので、

きっとコロナが怖いに違いありません。

 

「病院がない」というのは本当ですよ。

「たらい回し」も嘘ではないのです。

 

みなさん、コロナはもちろん、

今の時期、

病気になってはいけません。

どうかお気をつけて

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