うちには3キロの犬がいます。

 

血統書的にはトイプードルですが、

近所のトイプーの中では小さなほうです。

 

5年半前、中1の娘が突然校門をくぐれなくなり、

送っていった私の車の中で泣くので

仕方なくペットショップで

可愛い猫ちゃんでも見たら

気晴らしになるかなぁ〜と思って連れていったら、

なんと、売れ残っていた

このトイプードルに出会ってしまいました。

 

年を越してペットショップにいたせいか、

すごく人懐こい。離れない・・・

娘は「連れて帰る」というので、

同居している舅姑に、

犬を飼っても良いか即、電話で確認しました。

舅姑は新婚の頃、

スピッツを飼っていたけれど、

フィラリアであっという間に

死なせてしまった経験があり、

「犬はもう無理」とかねがね聞いていたのです。

 

おまけにお値段がお値段。

生後3ヶ月でもう半額になっていたのに

諸費用含め、45万!!!

人生で「犬」を飼うこと自体、想定外。

全くの予定外の出費でした・・・

 

ところがあれから5年半。

この犬、すっかり我が家の

中心的存在になっています。

3キロしかない。私の20数分の1です・・・

でもソファの背もたれの一番高いところに陣取ります。

夜は私のベッドの中でしばらく過ごし、

私がうとうとすると出ていって

私の上に乗って寝ます (笑)。

 

このベッドタイムがとても楽しい❤️

3キロの全身を私にどーんと預けて

お腹丸出しで、まずは「撫でて」と甘えてきます。

しばらく撫でてやった後、

こっちも犬の背中やお腹に顔をくっつけて、

心音を確かめたりする・・・・

私の顔がはみ出るくらいの小さな犬なのに、

あったか〜〜い。

なんだかお母さんのような存在。

犬に顔をくっつけて甘えていると、

嫌なことを忘れます。

 

うちの犬も間も無く6歳。

学校に行けなくなった娘の

遊び相手になれば、と思っていたらとんでもない。

家族、そして誰より私の癒しになってしまった。

 

人間でいうと、40歳ちょっとってことでしょうか。

つまり立派なおばさんです。

体は小さいけれど、中身がおばさんだからこそ

なんだか頼れる感じなのかしら?不思議。

 

私は決して「犬好き」じゃないけど、

うちの犬はもう不可欠な存在です。

トイプーは9年くらいしか生きないという話もあるし

あと何年生きてくれるか、わかりませんが、

多分、自分にとって

これ以上の犬は見つからないな。

 

メルちゃん、愛してるよぉ〜〜

 

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