40ちょっと手前ごろから

人間ドックに通っています。

ドック歴、20年を超えました。

最初のうちはまぁ〜

「念のため」って感じでしたが、

当時通っていた局に近い大学病院は

内部の検査のお部屋がかなり古く、

雰囲気もとっても暗かったのです

 

一度、バリウム検査で胃に異常が見つかり、

胃カメラで精密検査することになった時は

ちょうど待合室に4人腰掛けていたのですが、

雰囲気が全員クラ〜〜〜くて。

私も胃ガンだったらどうしよう?と

結果が白とわかるまで

めちゃくちゃ落ち込みました。

 

超有名病院ではあったけれど、

毎年毎年、

あの暗い空間が嫌で、

人間ドックはただただ憂鬱でした。

 

ところが夫は

日本で一番高いと噂される

聖路加国際病院の人間ドックに通っていました。

そして夫が47歳の時に

バリウム検査でがんを

見つけてもらいました。

まだ早期だったため、

夫は胃の大部分を摘出したものの

元気に復活し、現在61歳です。

私はその検査力に感動して、

暗い大学病院から

聖路加の人間ドックに変えたのです!!!

 

そして私は驚きました。

聖路加の人間ドック、

めちゃくちゃ快適です。

まず、設備がとにかく綺麗で明るい。

年一回の休息日として寛げます。

専用の検査着に着替えますが、

それだけだとちょっと落ち着かない人には

ガウンと靴下を貸してくれます。

そのガウンが優雅で。

寛げてしまうのですよ。むふふ。

 

そして大嫌いな胃カメラ、

これは自費で麻酔を追加して打って貰えば

うとうとしているうちに全てが終わります。

おまけに検査後はそのまま

30分ほどリクライニング椅子で

寝かせてくれるのです。

これが、気持ちいいの、何のって。

 

不謹慎にも私は

人間ドックは

局を堂々と休める休息日と位置付けて、

毎年一回、ゆっく〜〜〜り過ごすのを

楽しみにしてきたのです。

 

特に一番最後に食べるランチが最高。

今は帝国ホテルのレストランが入っていて、

隅田川を眺めながら、

和食か洋食か、好きに選んで食べます。

野菜ジュースとか、ヨーグルトとか、

体に良いものばかり。

あぁ〜今年も一年、健康だったなぁ〜〜と

しみじみ思いながら過ごす午後が

私は大好きでした。

 

ところが今年は

ちょっとした異変がおきました。

聖路加に通い始めて13年。

これまでも子宮筋腫とか、

乳がんの疑いとか、

まぁぼちぼち問題がありましたが、

今年は数年前から見つかっていた

お腹のポリープが大きくなっているというのです。

 

精密検査行きになってしまいました・・・

というわけで、

先日は造影剤を使ってのCT

今日はMRIを受けてきました。

 

この造影剤が、

あまり気持ちの良いものではありません・・・

注射を打ちながら撮影するわけですが、

注射が始まると、

途端に首とか肩のあたりが熱くなるのです。

そして、注射器をつけたまま撮影が続くのです。

怖くて、自分の腕を全然見られませんでした・・・

すみません、ここに書くんだったら

ちゃんと見ておくべきでした・・・

とにかく

体の中に得体のしれないものが

入り込んでいく様な、変な感じ。

CT自体は全然怖くないのに、

この造影剤はいやぁ〜〜な感じでした(泣)。

 

撮影の後は

水をたくさん飲んでくださいね〜〜と明るく言われて

別にどーってことないのですが、

どっと疲れてしまいました。

 

で、今日のMRI は長かった〜〜

初めてではなかったはずなのに、

今回のMRIは半端なく大変でした。

30分くらい、検査室にいました・・・

まず、何のためか知りませんが、

水をコップに200CC飲む様に言われます。

この水の多いこと。一生懸命飲んだ。

なんだかバリウム検査のバリウムより

大変だった気もする・・・

そしてお腹を撮影するため、

腸の動きを止める薬を肩に打ちました。

それからヘッドフォンをつけて

閉所恐怖症の人は入っていられないほど狭い

土管の様なチューブ?カプセル?に

入るわけですが、

指示通りにじっとしたり

息を5秒〜20秒ほど止めたり。

撮影を続けました。

 

撮影の時には

ガンガン、カンカン、みたいな

大きな音がするのが特徴です。

ものすごく強い電磁波なので、

メークも落としました。

化粧品にも電磁波を浴びると

火傷の症状が出てしまうものがあるそうで、

意外にもカラーコンタクトレンズも

外さないとダメなんですって。

 

受けてみた感じ、

造影剤注射つきCTも

腸のための注射つきMRIも、

どっちもどっちというか・・・

好きにはなれない検査でした・・・

 

でも、どちらも

健康を守るためには

大事な精密検査なのです。

 

最近はコロナのために

人間ドックそのものを避ける方も多いとか。

病院に行くのを避けている間に

がんが広がってしまう方も

少なくない様です。

 

コロナは確かに大変な流行ですが、

死亡率で行くと、

がんほどは怖い病気ではありませんよね。

コロナが怖くて病院に行かないのは

本末転倒です。

みなさん、やっぱり健康診断は大事。

確かに一日かかるから面倒だし、

料金も自己負担で大変ですが、

後回しにせず、

きちんと受けてくださいね。

そしてなるべく

「D判定」を貰わない様に。

日頃から健康に気をつけてくださいね。

 

私の検査の結果は

4月上旬に判明します。

またその時に続編を書きますね。

 

###