高3の娘は英語が得意で、

すでに英検2級を取得。

次回は準一級を受ける予定だ。

 

そんな娘に

大学を目指して猛勉強中の

隣の席の男の子が

「ジョータイドーシって何?」と

聞いて来たそうだ。

 

娘はダイレクトに私に聞いて来た。

 

「ジョータイドーシ」って何?

 

私は咄嗟に

「ジョータイ童子」?みたいな

アニメのキャラかしらん?と想像した。

 

いや、英語の状態動詞よ。

大学受験に出るって

勉強している子がいるのよ。

 

え?ジョータイ動詞?

 

私はもう半世紀あまり

いや、四半世紀ではなく、

半世紀=50年あまり

英語を勉強し続けている。

 

ジョータイ動詞なるものを

耳にしたのは初めてだった。

 

私は即、娘に

「ジョータイドーシなんて

要らないんじゃない?」と言ってしまった。

 

一体、どこの大学を

受けようとしているのだろう?

東大か?

いや、東大にしたって、

出てくるんだろうか?

 

東大は受験したことがないので、

偉そうなことは言えませんが。

 

というか、

英語のプロである私も知らない

ジョータイドーシ、

予備校で教えているのだろうか?

 

私はため息をつきながら

「ジョータイドーシ」について

調べてみた。

 

状態動詞、というのだそうだ。

英語では

According to some linguistics theories, a stative verb is one that describes a state of being, in contrast to a dynamic verb, which describes an action.

だそうだ。

(ネット上からコピペ)

 

確かに辞書にも 

like want beieve などは

進行形では用いず、

単純時制で用いる、とある。

 

動作動詞とは動作を表す動詞のことであり、状態動詞とは状態を表す動詞のことである。 上はそれらの動詞の例であるが、動作動詞についてはさらに完結動詞と非完結動詞に分類することが可能である。 このことについても進行形を述べる上で、その区別が必要になるので次にそれらの動詞について分類することにする。

(これもネット上の説明を拝借)

 

なんのこっちゃ?

 

じゃぁ〜状態を表す

「状態動詞は進行形で使えない」とすると

マクドナルドのCMでおなじみの

I'm loving it! はどーなるの?

 

I'm beliving it. 

だって言うでしょう。

I'm wanting it. 

だって、別に間違いではないはず。

 

この動作動詞だの

状態動詞だの、

これはどっちか?なんて分類して

一体、何になるの?

それよりも動詞の一つも余計に覚えた方が

よっぽど英語の達人に

なれると思うんですけれどね。

 

日本の受験生は

こんなことやってるのか。

 

だから日本人はいつまでも

世界的にみても、

英語が喋れない人種なんですよ。

 

どこのネイティブが

状態動詞とか動作動詞とか

意識して喋っていると思います?

日本人だって

「カ行変格活用」とか

「上一段活用」とか

意識していないのと同じだと思う。

 

生きていく上で、

英語を日常生活で話す上で、

状態動詞、

必要ないと思います。

 

少なくとも、私は

英語を学び始めてこの50年、

「状態動詞」を勉強したことがありません。

 

でも英語はしゃべれます。

 

日本人はいつまで

こんな英語の教授法で

やっているのだろう?

「これを若い人に教えるべき」と

考えた人にぜひ

そのsignificance(意義)を

聞きたいものです。

m(__)m

 

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