横田めぐみさんの帰りを待っていた
横田滋さんがついに亡くなってしまった。
めぐみさんは私と4つしか違わない。
仕事でご両親にお会いした時、
私を見て「娘もこれくらいの年齢」と
悲しまれたのではないかと思って、
「頑張って下さいね」と
陳腐なことしか言えなかった。
早紀江さんが「私たちも歳なので・・」と
おっしゃっていたことも思い出す。
自分の娘が突然、いなくなるなんて。
隣の国に連れていかれるなんて。
めぐみさんは
どんな気持ちで生きたのだろう?
滋さんは強靭な精神力でめぐみさんを待ち続けた。
北朝鮮に拉致されたことはわかっていたのに、
日本政府はなぜ
めぐみさんを取り返せなかったのだろうか?
無念すぎる。