昨日は新潟で今日も行われている

G20農業大臣会合のセミナーに

モデレーターとして参加して来ました。

モデレーターというのは

座談会形式の討論会の言わば司会役のことです。

つまりパネリストの色々な発言を聞きながら

次の質問を考え、

最終的な結論へと導かないといけないのです。

 

でも持(自)論は控えて、あくまでも

登壇されたゲストの皆さんの

ご意見を取りまとめないといけないし、

多くの場合は影の主催者が発信したいメッセージを

発信して時間内に終わらせないといけません。

昨日は「日本のスマート農業の推進」が

テーマだったわけです。

 

自分で言うのもおこがましいのですが、

結構難しいお仕事です。

それも昨日はカナダ人、オーストラリア人

そこに日本人3人と言う構成だったので、

日英でまとめなければなりませんでした。

司会者やモデレーター多しといえど、

議論をリードしながら

日英両方でできる

バイリンガル司会者はまだまだ少ないらしい。

だから私のような者にお声がかかるのでしょう。

ありがたい事です。

 

現場では英語で講演した

日本人の登壇者には

一言アドバイスをすることにしています。

 

英語のプレゼンテーションは

ほんのちょっとしたコツで

グッとカッコ良くなるからです。

つまりほんのちょっと発音やアクセントを変えれば

「カタカナ英語から脱却」できるのです。

 

私は日頃はこれで食っているわけなので(笑)

あまり種明かしは出来ません(^_^;)が、

今日は一つだけ教えてしまいます。

 

英語を話したい皆さん、

皆さんは今日から「郷ひろみ」になりきりましょう!

 

郷さんといえば

「エキゾティック・ジャパ〜ン」のフレーズが

有名じゃないですか。

郷ひろみさんがどれくらい英語をお話になるか存じませんが、

郷さんのジャパ〜ンの発音、流石に最高なのです。

 

私たちは自己紹介の場面で

I am Japanese. あるいは

I'm from Japan.  という文章をいうことが多くないですか?

これを

 

アイム・ジャパニーズ 

アイム・フロム・ジャパン

 

とこのまま言うと、とっても日本的になってしまいます。

 

ですので、

ここで「郷ひろみ」さんを真似て

「郷ひろみ」に成りきるのです。

 

アイム・ジャパニーーーーズ!!!

 

アイム・フローーム・ジャパーーーーーーン!!!

 

ほら、かっこよくありませんか?

 

日本語は音が一定というか

あまり抑揚を激しくつけませんし、

外国人のように大袈裟なポーズもつけませんよね。

 

英語を話すときは

そういう「日本人らしさ」を忘れて

昭和の言い方でいえば、「バタ臭」く、

発音してみてほしいのです。

 

じゃ・ぱ・ん の三つの音を均等に同じ大きさでいうのではなく、

 

じゃ・ぱー

くらい、差をつけて発声しましょう。

 

同じように

 

じゃ〜・ぱ・に〜〜・ず

と文字の大きさに合わせて言ってみてくださいます?

この場合「あ」よりも「に」をさらに大きく言う感じです。

 

 

ほら、もう「郷ひろみ」だ。笑

かっこよくないですか??

 

こういう講座を今

NHK文化センター青山教室と

千葉教室で好評開催中です。

怠慢な私はなるべく夜働きたくなくて、

平日の真昼間の講座ばかりなのですが

もし、夜なら通えるからやって、

というご要望が多数あれば

夜コースも頑張って始めたいと思います。

ぜひご一報くださいませ。

 

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よろしくお願い致します m(__)m