姑が亡くなって、わずかひと月半で

今度は舅が入院。

家はあっという間にがら〜んと

寂しくなってしまった。

 

一軒を1階と2階とに分けて

使うタイプの二世帯住宅。

玄関以外のものは二つ作ってあったので、

一日中お互いに顔を見なくても暮らせていた。

 

今はエアコンをつけることすらないので、

冷え切っている。

時々食材やらを取りに階下に降りる。

でも舅世帯の郵便物やら支払いやら

いろんな雑事をふた家族分

やらないといけないので、

私は階段を使うことが激増した。

 

腰が痛い・・・

 

うちは長男である夫が単身赴任4年目で、

150平米ほどの家の中に

舅姑、娘と私の4人しかいなかったのだけれど、

食事も洗濯も別々にしていた。

姑には姑のスタイルがあり、

好みの食器や食材なども

全くと言って良いほど違っていたからだ。

喧嘩はとても少なかったけれど、

仲が良いというわけでは決してなかった。

むしろお互いにあまり接触しないで

トラブルを回避していた。

週末に外食したり、

出前を取ったりして

娘が祖父母と触れ合う時間を

無理に作って来た。

 

だから朝から夜まで

全く階段を使わない日も結構あった。

 

ところが一階に誰もいなくなり、

私は新聞、宅配、郵便、回覧板

舅のための掃除と洗濯などで

少なくとも一日数回は

一階に降りるようになったのだ。

 

腰が痛い・・・今日は右側だ。

 

1月10日に姑が亡くなってから

先週までは舅が一人でいたので、

介護のために

本当に1日に十数回、階段を上り下りした。

それも急いで駆け上がり、

駆け下りることがほとんどだった。

 

今は舅も病院に行ってしまい、

私はがらんとした1階の

メンテのためというのか、

ちょっと様子を見るだけのために

1日何回か階下に降りる。

 

主のいない家の空虚なことと言ったら。

昨日片付けたら、

今日は昨日のまんま。

 

家は狭いくらいの方が良かったのかも。

舅が病院から帰ってこなかったら、

ちょっとこの家、広すぎるかも。

 

せっかく事実上、私のものになったのに。

全然嬉しくない。

ふう・・・腰が痛い。

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