一本5000円くらいの

ちょっぴり高いボルドーを買って

自宅のワインクーラーに

6本ほど寝かしている。

 

10年か20年経って、

10倍くらいの熟成度と値段になったら(?)

ゆっくり開けて飲もうという寸法だ。

 

この自宅のワインクーラー

18本入りだが、もちろん、中国製の安物だ。

普段は12度〜13度に保っているが、

毎年夏はふと気づくと24度くらいまで

上がっていることがあり、

私の方が真っ青になって

慌てて扇風機を当てたりしている。

毎年、今年こそ買い換えなければと思うと

不思議と壊れず、今に至る。

 

私は多くのワイン愛好家がそうである様に

やっぱりフルボディのボルドー産が大好き。

上等なものを飲んだら

ラベルを集めることにしてきた。

 

先日久々に古いアルバムを出して

ラベルを眺めていたところ

結構な時代の1980年代とか90年代のものが

かなりの枚数あり、

しかも CRU BOURGEOIS とか

GRAND CRU CLASSE なんて

クラスの高いものが多いのに改めて喜んだ。

あら、私ったら、結構上等な

Vintage Wine 

年代物のワイン飲んでるじゃなぁい?

と一人でニヤニヤ悦に入っていたところで、

ふと大事なことに気付いて愕然とした。

 

😨😨😨

 

もし今、2018年に58歳の私が

1980年産のワインを飲んだのだとしたら、

私が成人式の頃の38年もののワインを

飲んだことになる。

 

意味、わかりますよね・・・・orz

 

つまり私のラベルのコレクションのほとんどは

蔵は良かったとしても、

Vintage Wine ではなく、

私が20代30代に

生産されてせいぜい2〜3年の

若いワインを飲んだという証拠なのだ。

 

もっと単純に言おう。

 

若い私が若いワインをしこたま飲んだ。

そして、そのラベルと飲んだ私が

古くなっただけだったのだーーー。

 

まさに衝撃(泣)。

 

ワイン大好き人間としては

今、1980年代やら90年代、

いや、せめて2000年代のワインを

飲んでいなきゃねぇ・・・

ワイン好きとは言えないよ。

 

最近は美味しいワインを飲むと、

一本すぐに空けてしまうので、

体重管理の意味からも、

上等のワインはちょっと避けているのです・・・

焼酎か、安いワインで我慢。

せこいのだ。

 

先日の58歳の誕生日には

スーパーの500円くらいの

チリワインを飲んだっけ。

 

値段を気にせず、

体重を気にせず

マルゴーをスコーンと開けて、

ゆっくり飲みたいなぁ・・・

 

還暦の誕生日には

上等のワイン、奮発しようかな。

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