最初に言っておきますが、

私には霊感はありません。

 

でもひとつ前のブログで亡き父の幽霊らしきものを

父が亡くなった夜に見たと書いたら

いろんな方から「私もみた」とか

「私も見たい」という反響がありました。

 

そこで

私の不思議な霊体験について

書いてみることにしました。

 

しつこいですが、私は宗教を信じていませんし、

霊感もありません。それでも不思議な体験があります。

このブログで壷やら数珠を売るきもないので

安心して読み進んでくださいね(笑)。

 

自分に霊感がなくても、

霊感の強い人のそばにいると、

霊の存在を教えてもらえます・・・

 

これが良いか悪いか

怖いか怖くないかは別として、

もう11〜12年くらい前になるでしょうか?

ある夜、

スタッフと6人で仕事帰りに飲みに行きました。

スタッフとはいっても、私が

「きょうこれから飲みたいひとぉ〜〜」とか叫んで

その場でメンバーを募る形式なので、

お互いに知らないメンバーもいました。

 

うち二人がたまたま初対面の

霊感の強い後輩(男女)たちでした。

私はただ飲みたくて後輩たちを誘っていたので、

二人の霊感のことはすっかり忘れていましたし、

お互いに霊感が強いことは知らないのです。

 

ところが6人で飲み始めてしばらくしたとき、

その2人がメンバーが

二人だけの会話をして、

ふんふんとかうなづいているのです。

何なの?と聞くと、

二人は顔を見合わせ

「ゆりちゃんの肩の上に

誰かが見えるんです」と

どちらともなく言い始めたのです。

 

私はもちろん、残りの4人は真っ青になりました。

え???何?何っ?何が見えるの?

 

二人は初対面の癖に、

申し合わせたように、会話するんです。

「男性で、左の肩の上に見えますよね」

「そうですね、男性ですよね」と。

「でも怖い人じゃなさそうですよ」

「そうですね、身内の方じゃないですかね?」

話の内容からして、同じものが見えているようでした。

 

ゆりちゃんは心当たりがあったらしく、

その男性の容姿について二人に聞き、

「あ、祖父です。実は先日、亡くなった時に

仕事でお葬式に行けなくて、

この夏休みには絶対に行かなきゃと思っていたんです」と

言うではありませんか!

 

しかも

「最近、肩が思いと思ったら、祖父だったんですね」と

ゆりちゃんは

むしろほっとした表情をしていました。

 

私は複雑な心境でした。

 

やっぱり私には霊感がない(ちょっと残念)

霊感がある人には霊が見える(見たくない)

世間が「霊」と言っているのは嘘ではない

(心霊番組は本物だったのね)

私たちはゆりちゃんの

おじいちゃまの霊さんと飲んでいる?!

(光栄ではありますが・・・💧)

 

でもおじいちゃまがゆりちゃんを心配して

飲み会のところまで

来てくれたのは良かった、と思いながら

ちょっとspookyな気分で

飲み屋を出ました。

後日、ゆりちゃんが「お墓参り行ってきました!」と

明るく言っていたので安心しました。

 

それからまた数年後、

霊感の強い二人のうちの男性から連絡がありました。

 

「朋子さんの関係者らしき人が

ボクに降りて来て、

伝えてくれと言ったことがあるので

お伝えしたいのですが」

と言うのです。

私は一瞬、なんかやばい宗教の勧誘かと思いましたが

毎日のように一緒に仕事をしている後輩です。

怪しいはずがありません。

 

どんな人?と聞くと、

背がすらっとしている細い女性・・

聞いているうちにピンと来ました。祖母でした。

何を言っていたの?と聞くと

「今、朋子さんに起きているトラブルは

お姑さんの先祖が怒っているせいだけれど、

そのまま静観していれば、大丈夫になるから

朋子はそのままでいなさいと

おっしゃっていましたよ」と言うのです。

 

後輩が言うには、

「姑の先祖が嫁としてきちんと家に入らないで

仕事をしている私に怒っている」と。

 

ははぁ〜〜さもありなん(笑)。

 

実は当時、私の夫が

胃がんの手術をしたことがきっかけで

姑がひどい鬱になってしまって、

私が姑をあちこちの病院に連れて行ったり

ちょっとあまりここでも明かせない

苦労をしていたんですね。

 

後輩に姑の話なんかした事はないし、

私の家庭状況を知っているはずはないのです。

なのに次々に言い当てる・・・

もう心底驚きました。

祖母が彼に降りたと確信するに至りました。

 

一番、自分で「霊感」みたいなものを感じて

怖かったのは、

娘と娘のお友達、小学生を数人連れて

ある遊園地に行ったときの事です。

こまねずみのように、

小さなローラーコースターが

レールの上を走り回る乗り物があって、

子供たちが乗りたい乗りたい!とはしゃぎます。

ところが私はもの凄い、

感じた事がないほどの悪寒がするんです。

ローラーコースターが落ちるような

人が落ちるような、予感みたいな・・・。

理由はワカラナイのですが、

とにかく子供たちが乗るのは危険・・・

何度も乗りたがる子供たちを

二回ほどでようやく諦めさせて、

遊園地を離れました。

 

それから数週間後、

連れてった小学生のママから連絡が。

「あの時気持ちが悪い悪いって朋子さんが言っていた

あの乗り物から人が落ちて亡くなりましたよ。

驚きました〜〜」って。😱😱😱

 

いそいそで新聞でニュースを確認したら、

何と大人の男性が落ちて亡くなっていました。

私は人生であのときほど

自分の「霊感??』に

そぞ〜〜っとしたことはありません。

もうホラーです。私にとって。

 

気味悪いでしょう?😱

 

気分を変えるために

ちょっと良い話を最後に。

 

霊感の強い後輩が教えてくれました。

「エアー墓参りでいいんですよ」と。

お墓参りに行けなくても、

行ったつもりでお祈りをしたり

故人を偲んだりすれば、いいんですよ、と。

 

なるほど〜〜〜

 

私の父のお墓は土日には

到達するのが不可能なほど混雑する

観光地の近くにあります。

 

そうか!エアお墓参りでいいのね!

その霊感の強い心や優しき後輩が

「エアーお墓参り」を教えてくれたので、

以来、実家で父の写真に話しかけるだけで

とっても気が休まるようになりました。

 

ご実家が遠かったりして、

なかなかお墓参りに行けていないみなさん、

「エアーお墓参り」してみてはいかがでしょう?

ちょっと親不孝でしょうか?

全く何もしないより良いのでは?

おすすめです。