夏野菜

 

 

 そろそろ夏野菜を片付けて秋野菜を植える季節です。私の場合不耕起栽培なので野菜たちは秋勝り型生育をします。

 

 

 まず、茄子の花が馬鈴薯の固まって咲く花のように咲いているのを発見しました。更新剪定はしていません。F1品種の「とろーり旨茄子」です。

 

 

 雄蕊より雌蕊が長いのは健康な茄子のしるしです。一度も施肥をしていませんが、十分に育っています。

 

 

 採り忘れがあったので、種を採ってみます。F1なので台木品種のようなものができるかもしれません。事実、葉は台木の「トルバムビガー」に似ています。果実が非常に美味しいので、来年も育てる価値はあると思います。

 

 

 オクラは、丸さやと角形オクラの花弁の形が微妙に違うことに気が付きました。丸さや(1枚目)は花弁が丸みを帯びていますが、角形オクラ(2枚目)は比較的鋭いイメージがあります。花弁の数はどちらも5枚です。

 

 

 週末菜園では、オクラは直ぐに大きくなってしまい大変です。来年は果実の成長が遅くなる条播き栽培も試してみたいです。5日も経てば種採り用にするか草マルチの下で分解させるか、の選択肢しかありません。

 

 

 漸く勢いが出てきた安納芋は、蔓返しをしました。場所を取らない垂直仕立てをしたいのですが、支柱がありません。薩摩芋を家庭菜園で作る時、「場所を取る」というのが一番の欠点になると思います(肥料要らない、日本の酸性土壌で〇、簡単、丈夫、など家庭菜園向きの野菜です)。

 

 

 つるの途中から根が伸びています。こういったものが太ると、最初に植え付けていた部分が太らなくなり、細いひょろりとした芋がたくさん採れることになります。ただ、植え付けの時に埋める節の数を間違えた時などは、こういった根の一部を生かすこともあります。

 

 

 モロヘイヤは、最盛期です。肥料を与えなくてもぐんぐん成長し、4人家族に対し4株も植えれば十分です。

 

 

 アスパラガスの新芽が出てくる季節です。紫アスパラガスの新芽は紫色で、観賞価値も高い野菜です。

 

 来週あたりから、夏野菜の株間に秋野菜の苗を植える「リレー栽培」を始めます。こうすることで茄子を晩秋まで置けたりするのでとてもよい栽培法だと思います。秋茄子は美味しいので、なるべく遅くまで採りたいです。

 

 

秋野菜播種・定植

 

 秋野菜の播種・定植も始めています。

 

 

 廿日大根「コメット」が発芽していました。綺麗に太らせるには、早めに間引きます。

 

 

 碧南鮮紅五寸人参は、雨で種子がばらけたのかわらわらと発芽していました。そもそも厚播きしすぎたかもしれません。発芽率が悪いかもしれないと考え、厚播きしました。この後軽く間引きました。

 

 

 こちらの無残な姿の植物は、黒田五寸人参です。何に食われたのでしょうか。今から黒田五寸人参播いても間に合わない気がするので、これらが再生するのか見守ってみます。再生しなければ玉葱の苗代になるでしょう。

 

 

 馬鈴薯も植えました。

 

 去年より土壌の有機物が多いと思います。ただ草マルチを重ねて置いておくだけで、大きな土壌改良効果があったようです。綺麗な葉物をたくさん収穫したいです。