今年は、メダカの産卵数は少ないですが、それけ稚魚水槽が過密にならないので、生存率が例年に比べ高いです。喧嘩が減り、ストレスが緩和されたのかもしれません。

 

 

 こちらは、一番早く成長している「星河」の稚魚たちです。水面の泡は富栄養化の印です。水を換えなけれないけません。体外光が出現した個体も観察できます。1cm台に乗っていないあたりで体外光が出た個体は、期待が大きいです。少なくとも青幹之などであれば、ほぼ100%フルボディ(頭の先まで体外光!)に育ちます。市販の「早熟 鉄仮面」は、こういった個体を選抜累代したものです。

 

 

 星河の中には、随分大きくなったので成魚の水槽に戻したものもいます。水槽に仲間入りしたあとは、殆どの場合親に執拗に追いかけ回されるのですが、1週間もしたら仲良く泳いでいます。体外光はまだ弱くしか出ていませんが、成魚用の餌もしっかり食べて、以前より大きくなっています。

 

 

 こちらのメダカは、ロゼメダカ第一弾です。味噌パック生まれ味噌パック育ちです。味噌パックは大体が透明なので、体外光品種、白がきれいな品種の飼育におすすめです。

 

 

 横見では、ヒカリ体型が確認できます。半透明鱗のかわいいメダカです。上手に選別すれば、ラメがびっしり乗ります。

 

 

 ロゼ第二弾、ロゼ第三弾(まだ針子で写真に写らなかった、写真なし)もいます。丈夫で、ヒレ長の中では私のような初心者にも飼いやすい品種です。

 

 

 こちらの卑弥呼メダカは、アルビノなので最初は弱かったです。今年唯一、生き残りが少ないです。上手に育ってきた、と思ったら寒気に当てられ、20匹くらいいた中の3匹だけが生き残る、悲惨な事態でした。この3匹は、しぶとく今も生き延びています。人工餌もよく食べてくれるようになりました。

 

 今年は数が少ないですが、残った稚魚を集中的に世話してあげることができます。ぞうりむし、ミジンコ、ミドリムシなどを活用しながら、生残率100%を目指したいです。

 

おまけ

 

 

 

 今、一番ヒレの伸びが顕著なメダカ(卑弥呼)。まだ若魚なので、これからもどんどん伸びます。一番元気な時期です。