今年は夜温がまだ低いせいか、例年なら休眠に入って枯れているシクラメンがまだ休眠に入っていません。

 

 

 こちらは、プランターから植え替えたガーデンシクラメンです。球が随分大きくなりました。このようなガーデンシクラメンなら、比較的耐暑性も高く、休眠させなくても夏を越しやすいのですが、

 

 

大型シクラメンだとそうはいきません。改良を重ねられて弱くなっていて、休眠させないで日本の夏を屋外で越すのは難しいです。

 こちらの二株は、一旦すべての葉が枯れたのにまたもさもさと葉が生えてきました。肥料を与えたことはありませんが、草勢が強いです。培土は、赤玉土+ほんの少しの畑の土です。大型種でもここまでの草勢があるのならば、原種などであれば自然栽培ができるかもしれません。

 

 

 こちらの中型?ミニ?シクラメンは、芽数は少ないのですがとても元気に見えます。大型シクラメンよりはずっと耐寒性が強かったのですが、耐暑性に関してはどうなのかわかりません。以上の株は、かなり草勢が強いものでした。

 

 

 しかし、この株に至っては、

 

 

一見して草勢が特別強いようにも見えませんが、なんと花芽分化しています。このまま育てたら、夏にシクラメンがみられる、シクラメンと朝顔の競演がみられる、ということでしょうか。ちなみに、これは私が一番最初に育てた株で、今年で2年目です。去年はちゃんと休眠していました。

 

 

 休眠に入った株はこの一株だけです。他は元気一杯、葉を茂らせています。

 

 休眠を促進する方法はないのでしょうか。休眠させないと夏を越すのが難しいです。枯らしたくありません。乾燥すると休眠をするのですが、水を控えすぎると、かえって枯死させかねません。もう少し暑くなるまで観察を続けたいと思っています。