今年はメダカの産卵数は少なかったのですが、稚魚たちの調子は良いみたいです。しかし、品種によって成長の差がとても大きいです。

 

 

 こちらは、専門店で入手した優良系統の「星河」の稚魚たちです。野晒し育成、丈夫な系統のためか、落ちる個体も少なく、成長も早いです。成長速度が早い個体を選べば、大抵この品種のようです。

 

 

 ロゼメダカも、生き残りが多いです。横見すると、一応ヒカリ体型になっているのが確認できます。背中の光は確認できません。親はヒカリ体型ですが体型がとても良いので、期待の系統です。

 

 

 こちらのまだ針子サイズのメダカは、ブドウ目アルビノの「卑弥呼」です。大人はブドウ目アルビノだということを忘れるくらい元気なのですが、この針子たちは採餌が下手です。人工餌を中々食べてくれないので、ゾウリムシを与えますが、かなりたくさん入れないと気づかないので、水がすぐ悪くなります。横見で、通常個体より色の薄い(黒色素胞)目を確認できます。

 

 最初は全品種ミックス飼育でも良いか、大人になったら選別して、わからないものは部活で飼育しよう、と考えていたのですが、サイズ分けをするときに品種も綺麗に分かれるので、これから品種別採卵を行っていきたいと思っています。冬を越せない小さな稚魚を出さないようにしたいです。