ベランダ菜園で育てている「泉州中高黄玉葱」の球が太ってきました。小ぶりですが、よく締まっています。

 

 

 茎が太いものは貯蔵が利きませんが、細くよく締まっていれば貯蔵性は高くなります。

 

 

 葉は、薄い緑色です。肥料は与えていないので、濃い緑になることはありません。しっかり肥料は抜けているはずです。

 ところが、畑で2畝ある玉葱の畝のうち1畝の玉葱はあまり望ましい生育状況ではありません。青立ちしていて、貯蔵性がとても悪そうです!

 この畝の前作は「黒千石大豆」です。大豆は畝に窒素を供給するので、それが原因で青立ちが起きたのでしょうか。ちなみに、もう一つの畝の前作は玉葱と相性の良い蕪の「金町小蕪」です。

 また、畑の土質も関係しているでしょう。日本の土壌は火山灰土が多いので、数年に一度くらいは何年も熟成させて窒素分をなくした堆肥を入れると良いかもしれません。

 

 来年、いきなり長期間熟成させた堆肥を用意することは不可能なので、発酵米ぬかをさらに熟成させ、できるだけ窒素分を飛ばしたものを使おうと思っています。