この記事では、2024/4/29の私のベランダ菜園の様子を紹介します。

 

品種は「青馬」

 

 こちらは、今日鉢上げしたばかりのかわいいズッキーニの苗です。75穴セルを切ったもので育苗していました。種は、自家採種したものを使用しています。少し前に分かったことなのですが、ズッキーニは子葉が出たばかりでも側根があるので、鉢上げすることが可能です。

 

 

 こちらは、記事にはしていませんが4日くらい前に鉢上げしたズッキーニの苗です。この苗たちは25穴規格のセルボックスを使って途中まで育苗したので、ここまで大きく育っています。来週、市民農園の方にお裾分けする予定です。

 ズッキーニの苗は、本当に大量に作ってしまったので、市民農園で人を見かけたら必ず「ズッキーニの苗は要りますか。」と訊いています。それでも、中々売り切れません。余りは18苗です。

 

 

 発芽した大粒半立落花生です。子葉はぎりぎり地表に出し、その間から本葉がにょきにょきと出てきます。この子葉をぎりぎり出すというのは、鳥などに食べられないようにするためでしょう。

 

 

 玉葱(泉州中高黄)は、だいぶ肥大しました。畑よりも良く育っている気がします。球径3㎝くらい。

 

 

 すぐそばには、相性の良い人参を植えています。コンパニオンプランツを活用して微生物を活性化させることが、自然栽培に近い栽培のこつです。

 

 

 三つ葉とレタスは、相性が悪いわけでもなさそうで、両方とも良く育っています。但し、この状態でレタスの自家採種を行うと、三つ葉が栄養を取られてしまい、元気をなくしそうです。

 

 

 去年の晩秋に、ミカンの鉢から生えてきた黒千石大豆です。

 

 

 花芽が出ています。

 晩生種の大豆は、短日条件でないと花芽が出来ないのですが、冬至よりも前に発芽していたので、その時に花芽分化していたと考えられます。ちなみに、春に播くと、実がついて成長が止まる迄の期間が長いので葉が茂りすぎて、つるボケになりかねません。

 

 

 こちらは、不稔と思われる矢車草(セントーレア、コーンフラワー、ヤグルマギク)です。これから種を採ってみるのが面白そうだったので、青い矢車草の花粉をたっぷり擦り付けておきました。キク科は、自家受粉をするので不稔性の個体が見つかっていない種ではF1種が作れません。

 

 不稔と思われる矢車草のこの先が気になります。少し開花するのが他の株より遅かったのもこの影響でしょうか。そうであればほうれん草の「超雌株(※)」と同じです。種を採って、せめて2世代は繋いでみたいと思います。

 

※・・・ほうれん草の性別

・超雄株→開花が他に比べとても早く、花粉がたくさん出る。

・雄株→開花が早い。

・両性株→雄株と雌株の中間。花粉も出るし種もつける。

・雌株→雄株に比べ開花が遅い。

・超雌株→開花が他に比べとても遅く、種をたくさんつける。

 

開花時期をずらし、多様性を保とうとしています。