今日は、家庭農園で作業をしました。

 

 

 まず、夏野菜苗の定植です。写真のズッキーニの苗は、昨年自家採種をしたものです。案外良い根が張っています。

 

 

 定植後には、天恵緑汁の300倍液をたっぷり散布します。

 他に、ミニトマト「プチぷよCF」、蔓ありインゲン、つる無しインゲン、自家採種の奥原早生枝豆を植え付けました。

 

 

 一枚目から「コバルト極早生牛蒡」、「大浦太牛蒡」です。コバルト極早生のほうが生育は早いです(極早生だから当然?)。勿論、肥料は一切与えずに育てようと思っています。

 

 

 「泉州中高黄玉葱」です。べと病にだいぶやられてしまいましたが、残った株は元気そうです。薹立ち(抽苔)している株は全くありませんでした。肥大は始まったばかりです。

 

 

 こちらは、泉州中高黄玉葱の斑入り葉です。観賞用に育てようと別の場所に植えています。倒伏したら大切に貯蔵し、秋に植え付け、分球したものをまた貯蔵して、というものを繰り返して増やしていきます。つまり、今は一株しかないので枯らしたら全て終わりです。

 

 

 零れ種野菜です。一枚目から青紫蘇、人参「チャンテネー」、スナップエンドウです。全て自家採種を行っています。人参と紫蘇は畑のあちこちから生えてきますが、スナップエンドウはこの一株だけです。奇跡的に種子の状態で夏を越したのでしょう。

 

 

 レタスの自家採種用の株は、2株に絞りました。自家受粉できる植物なので、少数からの自家採種で全く問題はありません。これまで少数での自家採種を4年間行っています。無肥料でも容易く育ち、チップバーンにも強い株を選びます。

 

 

 ロメインレタスは、初物です。本に書いてあるより密植した方が柔らかいものが採れるのですが、結球はだいぶ緩くなります。家庭菜園でしかできない方法でしょう。

 

 

 二十日大根は、肥料っ気のないところに植えたので、防虫ネットなしでも葉がとても綺麗です。肥料が残らないように、追肥を行う作物の後には栄養を良く吸収する野菜を栽培するように心がけています。

 

 

 イチゴも採れだしました。とても甘くておいしかったです。肥料なし・プランターではきれいなものが採れていましたが、露地でも案外きれいなものが採れるようです。

 

 

 高菜(三池高菜)はそろそろ終わりです。周りに芥子菜類を植えている方がいないことを確かめ、自家採種に移ります。自家採種2年目になります。

 

 

 テントウムシの卵があちらこちらに産み付けられ始めました。自家採種をしていると、一年中常に何かしらの植物が茂っており、益虫がたくさん住みついてくれます。他の畑に比べると害虫の数も多いですが、比例して益虫の数も多いので、虫害はあまり多くはありません。

 

 アブラナ科の自家採種が終わったら、完全に夏野菜に移行します。虫害を増やさないよう、肥料は控えたいです。