2/12に播種した夏野菜たちの一部が発芽してきました。

 

 

 こちらは、晩生種の久留米長茄子です。久留米の特産野菜(筑後地方の伝統野菜)で、皮は厚いですが果肉は加熱すると柔らかく美味しいです。去年は自家採種に失敗し、余った種を播きました。茄子はこの「久留米長茄子」と「とろーり旨茄子」の2品種播きましたが、とろーり旨茄子はまだ動きがありません。写真の種は地表に露出しており、発芽に支障が出るので土に埋め戻しました。

 

 

 ポットにたくさんばらまいて育てているミニトマトの「ペペ」F2です。もともとF1種なのですがそれから2回も自家採種しました。あまり品質は変わらず美味しいです。ミニトマトは他に育成種の「なるなるミニ」を作る予定です。

 ちなみに、ポットにたくさんばらまいて育てているのは、保温できるポットの数が少ないからです。保温なしで育苗できるようになったらばらばらに分けていきます。

 

 

 早生種の小葱、「岩槻」です。固定種なのですが種を採らなくても株分けしていけば増やせます。

 

 

 晩生種の根深葱(分げつ性)、「汐止晩生葱(しおどめおくねぎ)」です。播種から発根までの日数は早生の岩槻とあまり変わりませんでしたが、その後の生育は岩槻のほうが早いように感じています。

 

 

 稲も発芽しました。稲は暖かい気候を好むので、ビニールがはがれないよう気を付けています。本当であれば浸種して「はとむね状態」と呼ばれる状態になってから播種するのですが、家庭菜園ではそこまでしなくても元気に育ってくれるので乾燥したもみを播いています。写真はもち米です。

 

 他にはピーマンや万願寺唐辛子を播種したのですが、まだ発芽しません。今回発芽したものは大切に育てて、4月下旬の定植を目指したいと思います。