今日、私はサニーレタスが植えられたプランターの観察をしていました。そのプランターの主役はサニーレタスですが、ほかにムスカリ、ニラ、イチゴなどが植わっています。ムスカリに混じってイネ科の植物がたくさん生えているのを見つけたので、むしってサニーレタスのところまでむしり続けると・・・写真① 過密です。隙間なく生えています。

写真② 少しわかりにくいですが、ひょろひょろ徒長しています。葉の色も薄いです。

写真③ 株元の様子です。

 

 サニーレタスがとても密に生えていることに気が付きました。写真①から分かるように、光不足で徒長している株もあります。日をたっぷり浴びている元気なサニーレタスは真っ赤な葉をもち、株元が太くしっかりしています。

 しかし、今日見たサニーレタスは薄い色の葉を伸ばし、株元もひょろひょろです。そして、光をたくさん集めるために葉を沢山出しています。写真③からよくわかります。まるでもやしレタスです。

 

 こんなに過密で、しかももやし状態になっているのは種を播きすぎたからです。少し古くなっていた種だったので発芽率は低いと考えて種を播いていました。それが、実際に少し多めに種を播いてみると90°/。近い発芽率で発芽したようです。

 

 そして、播いた時期も関係していると思われます。普通、秋にサニーレタスの種を播くとしたら遅くても9月下旬ごろです。それより先に播くと発芽率が下がる可能性がありますし、芽は寒さに弱いので枯れてしまう可能性が高くなってしまいます。そのころ、水を少なめに与えていたのでたまたま寒さに耐えられたのでしょう。

 サニーレタスの芽は枯れることはなかったのですが、寒さにはもちろん弱いままです。弱ったサニーレタスの芽はひょろひょろと伸びたのでしょう

 

 光不足と寒さ。この2つの条件が重なり、極限までひょろひょろに徒長してしまったらしいです。どんどんサニーレタスを間引いて食べて、来年の栽培では今年のようにならないよう、気を付けたいです。