掲題の今日午前の日経ウェブ記事。
ご参考まで。
6日の東京株式市場で日経平均株価が急反発し、前日比の上げ幅が一時3400円を超えた。前日には4451円(12.4%)安と過去最大の下落幅を記録していた。米景気悪化の懸念で欧米株は大幅安となったが、外国為替市場での円相場急騰の一服も手がかりに目先の持ち直しをうかがう買い戻しが先行した。
日経平均は一時3万4900円台をつけ、前日の下落分の8割近くを埋める動きになった。幅広い銘柄に買い注文が先行し、日経平均と東証株価指数(TOPIX)の上昇率は一時10%を超えた。
日経平均の終値ベースの上昇幅が過去最大だったのは1990年10月2日に記録した2676円55銭で、5日の最大上昇幅はこれを上回った。
主力銘柄の多くが買い気配で始まり、日経平均を構成する225銘柄のうち半分以上で上昇率が10%を超える場面があった。指数採用企業のうちキーエンス、日本製鋼所、富士電機の3社は制限値幅の上限(ストップ高水準)まで気配値を切り上げて売買が成立していない。
大阪取引所に上場する日経平均先物は大幅な値上がりを受け、午前8時45分の取引開始直後に取引を一時中断する「サーキットブレーカー」が発動された。
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