Women's Olympic Qualifiers - Round 3 2nd Leg: Ja | 元世界銀行エコノミスト 中丸友一郎 「Warm Heart & Cool Head」ランダム日誌

元世界銀行エコノミスト 中丸友一郎 「Warm Heart & Cool Head」ランダム日誌

「経済崩落7つのリスク」、
「マネー資本主義を制御せよ!」、
「緩和バブルがヤバい」、
「日本復活のシナリオ」等の著者による世界経済と国際金融市場のReviewとOutlook

「国家の盛衰を決めるのは、政治経済体制が収奪的か包括的かの差にある」(アシモグルら)

Women's Olympic Qualifiers - Round 3 2nd Leg: Japan 2-1 DPR Korea (youtube.com)

 

 

 

多くの読者が既に視聴済みとは思われるものの、

昨晩のナデシコのパリ五輪出場を決める

北朝鮮との最終戦は見事だった。

 

結果も期待通りだったが、内容も素晴らしかった。

ゲームもスリリングで極めて楽しかった。

相手チームの激しいながらも、

比較的冷静でかなりフェアな戦いぶりも

賞賛に値するのではないか。

 

いずれにしても、夏のパリ五輪がいまから待ち遠しい。

なでしこも大いに沸かせてくれるだろう。

 

国内ルールの日本政治経済体制は明らかに行き詰まってきている。

しかし、フェアで透明で首尾一貫性のある国際ルールの下で、

日本スポーツ界はサッカーをはじめとして、

最近の活躍はむしろ目覚ましいものがある。

(私も応援している翔平オータニ君も

もちろんその先頭を走っている。)

 

世襲や特権化が蔓延る国内ルールではなく、

世界のルールで日本の政治経済体制を刷新すれば、

日本大復活は実は容易に可能なのである。

 

そもそも、日本国憲法は世界(超)一流のルール

(基本的人権と主権在民等)に基づき、

戦後に制定されている。

その経緯はともかくとして、

当時の国民の約8割が新憲法を支持していたと言われている。

(おそらく、小澤征爾氏の父開作氏も

大いに喜んだいたことだろう。

また、戦前でも大正デモクラシーに象徴されるように、

自由と民主主義を希求する動きが明らかに存在していた。)

 

日本大復活は決して見果てぬ夢ではない。

それが正夢に代わり得る年こそが、

今年の2024年なのかもしれない!

 

いずれにしても、昨晩のナデシコの快進撃は

再びそのような思いを強くしてくれたと

言えるのではあるまいか?

 

 

 

Nadeshiko Japan vs. DPR Korea (28.02.2024) - extended highlights (youtube.com)