日経平均一時900円高、米ハイテク株高や半導体装置好決算-電機高い | 元世界銀行エコノミスト 中丸友一郎 「Warm Heart & Cool Head」ランダム日誌

元世界銀行エコノミスト 中丸友一郎 「Warm Heart & Cool Head」ランダム日誌

「経済崩落7つのリスク」、
「マネー資本主義を制御せよ!」、
「緩和バブルがヤバい」、
「日本復活のシナリオ」等の著者による世界経済と国際金融市場のReviewとOutlook

「国家の盛衰を決めるのは、政治経済体制が収奪的か包括的かの差にある」(アシモグルら)

掲題の今日お昼のブルーンバーグ記事。
ご参考まで。
 
なお、バブル大沸騰中と見られる中、
唐突ながら、
IMFの対日審査を中心とした
今日発刊予定の今週のウィークリーは、
大変恐縮ですが延期と致します。
 
というのも、今週のみならず2月最大の注目材料と見られる
米1月CPI統計が日本時間今晩の10時半に予定されています。
 
結果次第では、ブルとベアの大相撲となり、
上にも下にも大きな動きとなることが否定できないためです。
ある意味、ますますバブル色が
強まってきているとみざるをえない今日の東京市場の動きは、
既に、今晩のNY市場の前哨戦といえなくないのかもしれません。
 
いずれにしても、悪しからず、ご了承ください。
 
 
 
 
 
田村康剛、我妻綾

 

更新日時 

3連休明け13日の東京株式相場は急伸し、日経平均株価の上げ幅は一時900円を超えた。9日の米国市場でハイテク株の上げが目立ったほか、半導体製造装置大手の東京エレクトロンが予想を上回る通期営業利益計画を発表したことが好感されている。保険や銀行など金融株も高い。

  • 東証株価指数(TOPIX)の午前終値は前営業日比1.9%高の2605.28
  • 日経平均は2.4%高の3万7798円89銭

市場関係者の見方

SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリスト

  • 米国市場でのアーム・ホールディングス株の連日高が、日本の半導体セクターの追い風になっている
  • 人工知能(AI)需要に着目した半導体関連の買いは業績改善を伴っており違和感はない
  • ただ足元の日経平均の上昇はAI関連の値動きにかなり影響されているため、薄氷の上の株高だろう

インサイト

  • 東証33業種中29業種が上昇、保険が上昇率トップ、パルプ・紙が下落率トップ
  • MSCIアジア太平洋指数は0.8%高
  • TOPIXは年初来で10%上昇、MSCIアジア太平洋指数は0.5%下落
  • TOPIXの12カ月先予想PERは15.3倍

背景