日銀総裁、緩和維持は「目標やや下回る」基調インフレが理由 | 元世界銀行エコノミスト 中丸友一郎 「Warm Heart & Cool Head」ランダム日誌

元世界銀行エコノミスト 中丸友一郎 「Warm Heart & Cool Head」ランダム日誌

「経済崩落7つのリスク」、
「マネー資本主義を制御せよ!」、
「緩和バブルがヤバい」、
「日本復活のシナリオ」等の著者による世界経済と国際金融市場のReviewとOutlook

「国家の盛衰を決めるのは、政治経済体制が収奪的か包括的かの差にある」(アシモグルら)

掲題の今朝のロイター記事。

 

恣意的で客観性に欠ける日銀の

国際的な信頼失墜は続くと見ざるを得ない。

 

ご参考まで。

 

 

 

Reuters によるストーリー •18 分

日銀総裁、緩和維持は「目標やや下回る」基調インフレが理由

日銀総裁、緩和維持は「目標やや下回る」基調インフレが理由© Thomson Reuters

 

[ジャクソンホール(米ワイオミング州) 26日 ロイター] - 日銀の植田和男総裁は26日、米ワイオミング州で開催されているカンザスシティー地区連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で、金融緩和を維持しているのは、基調インフレがなお目標をやや下回っているためだと述べた。

 

植田総裁は「基調インフレは依然、目標をやや下回っていると考えている」とし「それが現行の金融緩和の枠組みを堅持している理由だ」と述べた。

内需は「依然として健全なトレンド」にあり、企業の設備投資も「記録的に高い利益に支えられている」との認識を示した。一方で物価については、基調トレンドがなお目標を下回っており、今後低下するとの見通しを示した。