ALSの啓発と支援のために、
世界中で行われた
アイスバケツチャレンジ。
ビル・ゲイツや
マーク・ザッカーバーグなどの有名人が
頭から氷水をかぶる様子が報じられ
たいへんな金額の寄付が集まり
全世界で一大ムーブメントを
巻き起こしました。
しばらくあとの報道では
賛否両論ありましたが、
きっかけになったことは
間違いありません。
日本ALS協会も
このアイスバケツチャレンジに賛同して
みんなで、氷水をかぶる動画を撮影しました。
あれから10年。
少しずつ、少しずつですが
ALSに効果があるという薬の開発が
進められています。
その歩みは
ALS患者さんが期待するスピードと比べると
あまりにもゆっくり過ぎて
まるで全然進んでいないかのようにも
見えるかもしれません。
でも、
1日も早く患者さんにお薬を届けたいと
日々研究を重ねている方々が
確実に存在しています。
iPS細胞を使った研究で
進行を遅らせる効果があるという薬の
治験が進められています。
どうか、希望を失わず
今日も生きていきましょう。
ALSが、過去の結核のように
1日も早く治る病気になることを
心から願っています。