みなさん、こんにちは。

ボディメイク、パーソナルトレーナーTOMOです。

いろんなリサーチを紹介していこうとおもうのですが、


今日の記事も面白いです。

(昨日の続きということで。。)
③肥満の人は慢性的な炎症&リーキーガット(Leaky Gut)と結びつきがある(詳しくはこの記事に!

この慢性的な炎症って体の中でおきているあらゆる炎症ですが、主に腸内での炎症についてです。これって食べ物によっても起きるのです。

炎症が起きてるからって熱が出たりするレベルではない小さい炎症のことで、肥満の人でなくても、食べるものによっては、普通には起きない炎症が腸内で起きます。

これを放っておくと、Leaky Gutと呼ばれる腸からの栄養素や食物分子が体内に漏れる状態が起きます。
分かりやすく言うと、腸管膜に大きな穴が開いて、バクテリア、毒素、食物が漏れだすんです。
これが食物アレルギーや関節炎や栄養素欠乏からの慢性疲労や免疫力低下、ニキビや老化など色々な原因にもなっているといいます。

また、炎症が多い程、インスリン抵抗性やレプチン耐性とも深く関わってきます。

レプチン耐性とインスリン抵抗性と運動について以前書いたと思います。
(肥満と関わりの深いこれらのホルモンも、運動によって改善することが分かっています。)

このレプチン耐性とインスリン抵抗性が悪いと瘦せにくい、また体重を保つことが難しい、ようは太りやすいカラダと言えます。

簡単に書くと、炎症が起きるような食べ物を食べていると、leaky gut状態を作り、色々な病気になりやすいとともに、レプチン、インスリンなどのホルモンがうまく働かずに、瘦せにくくなるるというのです。

炎症が起きる様ような食べ物は避けるというのが、サイズダウンをする上でポイント。瘦せる必要がない人でも、健康を保つ上でもとても大切と言えます。

更に詳しいことも分かっていて、LPS(リポ多糖)と言われる細胞の外側の膜にある成分が、細胞の表面にあるセンサーを活性化し、炎症を誘導します。
小麦粉、砂糖など糖質の高い食べ物はこのLPSの量を増やし、炎症を起こすと言われています。
詳しくはこちら!

肥満の人と瘦せている人では腸内フローラの構成が違うことはもう分かっていますが、糖質の多いものは特にこのLPSを増やして、食べ物による腸内炎症と密接に関わっています。

糖質制限はサイズダウンをする上で、効果的ですが、上のような理由でも重要なようです。

ナッツ、フルーツ、野菜、良質なタンパク質、良質な脂肪を中心に、精製された炭水化物は出来るだけ避けることで、心がけると腸内から変わっていくでしょう。

瘦せやすいからだつくりは腸内環境からですね!